ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

素晴らしい結婚式

2016-03-21 07:07:15 | 日記



3月20日、大阪朝高の先生であり、文芸同演劇口演部の若き仲間である金先生が、同校の安先生と結婚式を挙げました。

心も容姿も美男美女の結婚式です。はじめから終わりまで感動感動の結婚式でした。














多くの方々の前で宣誓文を堂々と読み上げ、指輪の交換もしました。民族的でとても暖かい結婚式でした。





祝杯を挙げたあと新郎新婦が1回目のお色直しに出かけたので、しばし美味しい中華料理を頂きました。





しばらくして新婦が最愛のアボジと共に入場してきました。白いとても美しいチョゴリ姿です。天女の再来かと思いました。





アボジが一人娘の明淑さんを新郎に託しました。どんな想いだったでしょうか・・・






お祝いのマジックショーが続きます。外国で行われたマジックコンクールで優勝された方だと紹介がありました。新郎のアボニムと親交の厚い方だそうです。

2回目のお色直しに新郎新婦が出かけたので、しばし食事を楽しみ、トイレタイムに入ろうとしたら途中で着替えの終わった新郎新婦にばったりお会いし、これはもったいないとカメラを取りに帰りました。



2回目のお色直しもなんて艶やかなチマチョゴリ姿でしょう。伝統チマチョゴリに白のドレスチョゴリ、最後もショッキングピンクの素晴らしいチマチョゴリです。最近ではチョゴリだけで結婚式を行う方が少ないのでどれほど感動したか知れません。




美しいお二人と一緒に写真に入らせていただきました。私、髪がみだれてますね。無視してください。(笑)



お祝いの歌が続きます。





新婦がご両親に感謝の言葉です。





美しいウリマルで感謝の言葉を述べます。なんと響きが良いことか・・・

幼いころからご両親の愛をいっぱい受けて育った新婦、いつもアッパ、アッパとアボジの後ろをついて回ったそう

です。結婚式の準備をしながら、こんなときオモニがいたならどんなに良かったろうと何回も思ったそうです。


10ヶ月前、新婦のオモニは闘病生活も虚しく、お亡くなりになりました。

愛知で行われた告別式に参席させていただきましたが、あのときの金先生の悲しみが蘇り、涙を止めることができませんでした。

この晴れやかな席にオモニムがいらしたならどんなに喜ばれたことでしょう。安先生との結婚が決まったとき一番よろこばれたのがオモニムだと聞いています。かなわぬことと知りながらもそう願わずにはいられませんでした。





ご両親に感謝の花束の贈呈です。オモニムに代わってチャグンオモニがお花を受け取ってくださいました。




新郎のアボニムの謝辞のあと新郎が最後の最後に、これから暖かくも模範的な同胞家庭を築いて行きますと決意を新たにしました。

本当に素晴らしい結婚式でした。民族的で愛に満ちあふれた結婚式でした。









夜、学童の修了式の日に子供たちに渡すフオートブックを一生懸命作っていたら、教え子の文さんから写真がおくられてきました。

今日結婚式場で偶然に会いました。朝高ラグビー部の試合のときなどいつもそばで健康管理をし、学生たちがベストの状態で試合に臨めるようホローしてくれています。

中学1年生のときに担任させていただいた方です。もうすぐアッパになるそうです。「子どもが生まれたら抱いてやってください」とコメントが添えられていました。はい、もちろんです。あなた方教え子の活躍がいつも私に生きる勇気と元気をくれているんですよ。これからもがんばってね。

コメント (2)
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