3月22日、188回目の「火曜日行動」です。
188回目の「火曜日行動」の日です。
大阪城公園に到着したらとても暖かく感じましたが、府庁前は大きな建物の影なのでとても寒かったです。
でも、今日も大阪朝高の卒業生たちが大勢来てくれたので、とても心強く心はポカポカでした。
今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の木村さんです。よろしくお願いいたします。
「3月22日、188回目の火曜日行動は春の息吹を感じる中で行われました。
今回は朝鮮高校の卒業生がたくさん来てくれました。
また、3月21日の朝日新聞が「朝鮮学校補助子どもらに責任はない」と題し、朝鮮学校に補助金を出している自治体に介入する政府の動きを批判する社説を出しました。多くの人がその社説について触れていました。」(レポート木村)
- 長崎さんのアピールー
「先日、初級学校の卒業式に参列しました。一人一人の子どもたちが、将来の夢を語ると同時に、家族・同胞・支援する日本人たちから自分に注がれた愛情に感謝し、それを後輩に渡していきたいという思いを述べていました。“反日教育”──日本への偏見や憎しみが植え付けられているのだとすれば、こんなことが言えるはずもありません。
朝日新聞社説で、補助金の打ち切りを批判していましたが、その通りだと思います。子どもたちを人質に取るやり方は、暴力団以下です。やむなく弱い立場に置かれた人へのいじめです。
愛知県の大村知事は「政治と教育は別」として補助金を交付する方針を示しましたが、河村たかし名古屋市長は補助金の停止を表明しました。私たちは名古屋市長に対する抗議活動をおこなっています。
ニョニョさんがブログで火曜日行動を紹介されているおかげで、見知らぬ人から『毎週火曜日ご苦労様です』と声をかけられたことがありました。このようなつながりを大切にしていきたいと思います。」(レポート木村)
南大阪の金栄子さん、今日も夜勤明けにそのままこられたのでしょうか?写真を撮るとき笑顔でお願いしますといったら「笑われへん、怒りで切れそうや!」とおっしゃいましたが、『火曜行動』は怒りをあらわにするのではなく、怒りは胸に収め笑顔で行う行動なので笑顔をお願いしますといったら、苦笑いされておられました。(笑)
朝高卒業生たちも一緒です。若いっていいですね。見ているだけで元気が出ます。
年齢に関係なく、ここにこられる方々皆さん燃えているから、若く見えます。
年配の日本の方が最近ずっと来てくださっています。今日すこしお話をさせていただいたら、2年前まで私が住んでいた家の近くにお住みでした。とても親近感を感じて話が弾みました。これからもよろしくお願いいたしますね。
ーカンヒョンさんのアピールー
「朝日新聞の社説で『子どもたちに罪はない』とありましたが、まったくその通りです。朝鮮学校に圧力をかけるなんて、訴える相手が違うし、方法も間違っていることは小学生でもわかります。問題を解決する気がないやり方です。
『正義は我にあり』という信念のもとに皆さんがんばっていきましょう。」(レポート木村)
大村さん、若者からエキスをいただいておられます。(笑)
卒業生のアピールが、途切れることなく行われました。
ー朝高卒業生(男子)ー
「先日アピールした時は高校生でしたが、ついに無償化の適用を受けずに卒業してしまいました。しかし、ぼくは諦めません。」
ー朝高卒業生(女子)ー
「私はまだここに4回しか来ていませんが、100回以上来ている人もいます。その期待に応えて勉強してきました。
最近、韓国の労働運動についての本を読んだら、『最後まで共に笑いながら闘おう』という言葉がありました。その気持ちでがんばっていきましょう。」
ー朝高卒業生(男子)ー
「ぼくは朝鮮高校は卒業しましたが、そこに通っていた学生として、学校を守るために共に闘っていきたい。火曜日行動にはぼくも積極的に取り組んでいきたいと思います。」
ー朝高卒業生(女子)ー
「188回もの長い間、休まず参加してくれている人がいます。この行動はいつまで続くのでしょうか。差別が続く限り、続けていきます。」
ー朝高卒業生(女子)ー
「皆に宣伝することしかできませんが、小さな積み重ねが大きくなると考えて続けていきます。」(レポート木村)
『火曜バンド』今日はお二人で頑張ってくださいました。
くっすんさんが愛のキャンディの配達です。今までいったい何万円分のキャンディヲ配達されたでしょうか?ありがとうございます。
ー保護者(エミさん)ー
「先日、学校で社会の授業でどんなことを習っているかを知りました。そこには私たち民族の魂が込められています。漢検や英検など資格取得にも熱心です。これからもがんばっていきましょう。」
ー朝高卒業生(男子)ー
「『一人はみんなのために、みんなは一人のために』私たちの学校で学んだすばらしい言葉です。このノーサイド精神で、みんなで勝ち取っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。」
ー大村さんー
「城北朝鮮初級学校は創立56年になりますが、一度も改修されないままです。給食もありません。保護者は毎朝お弁当を作って持たせます。それで、せめて学期に1度ぐらいはと思って給食作りをはじめました。
最初は7人の支援者でしたが、先日の5回目は、18人が集まってくれました。日本の学校で教師をしていた知り合いは、初めて朝鮮学校を見て、日本の学校にあるべきものがないことに驚き、子どもたちを見てそのすばらしさに驚いていました。
「火曜日行動」の仲間も何人も来てくれました。初めて参加したサンシンの森本さんはこのような歌を作ってくれました。
『紅梅のほころぶハッキョ支援の日 ちゅうき』
これからもこのような活動をもっと広げていきたいと思います。」(レポート木村)
ーニョニョさんー
「先日孫の卒園式に出席しました。オンマの仕事の都合で年少と年中は日本の保育園に通いましたが、年長の1年は朝鮮学校の幼稚班に通わせました。
この1年でウリマルがペラペラになり、卒園時の『学校に残す記念品の目録」をウリマル(朝鮮語)ではなしました。
6歳の子がウリマルも日本語もしっかりしゃべれるなんて、どんな学校でしょう。
世界にこんな学校がありますか?こんなすばらしい学校を守るためなら、なんでもできます。」(レポート木村)
アピールが終わった後、みんなで『火曜日』の歌を元気に歌い駐輪場に集まりました。
卒業生たちに大きな拍手が送られました。
帰りにいつもの反対側から大阪城公園内に入り『桃園』の横を通って帰りました。まだ蕾がいっぱいですが、来週の火曜日は満開になることでしょう、皆さん、「火曜行動」に参加されて帰りに一緒に見に行きませんか?待ってますよ~