ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

2月19日、331回目の「火曜日行動」です。

2019-02-19 16:45:34 | 火曜日
朝からずっと雨だった。天気予報通りなのだが、火曜行動の間だけでも雨が止まないかなぁ〜なんて甘い考えをしながら府庁前に行きました。



今日、フランスのメディアが取材に来ることすっかり忘れてて、地下鉄の中で気がついた。15分前に府庁前に到着したがすでにフランスのジャーナリストたちが撮影を始めていました。





府庁の中庭の紅梅も綺麗に咲いていました。










今日のレポーターはハルモニ会の横道さんだ。インフルエンザにかかりお休みされたけど、元気になられ本当に良かったです。







写真撮影は走り回りながら松尾さんが頑張ってくださっている。

今日もよろしくお願いいたします。







通訳をしてくださる日本のジャーナリストと協議をされているのかな?






火曜バンドは不滅です❣️
雨なんかに負けられません❣️












横断幕が飛ばないようにオモニたち引っ張っています。







長崎さんのアピール始まりました。

☆長崎さん

府庁で働いておられるみなさん  ご通行中のみなさん
冷たい雨の中ですが「子どもたちの夢と希望を奪わないでほしい」その思いで毎週火曜日、府庁前で訴えています。
今日は331回目、7年目をむかえようとしています。


今日はフランスから、朝鮮学校差別、在日朝鮮韓国人差別の問題について取材に来ておられます。
大阪朝高オモニ会のみなさんも参加して下さっています。


2月15日に国連「子どもの権利委員会」ジュネーブ報告集会がありました。
国連にオモニ代表団を送るのは今回で4度目になるのです。
国連の委員会から日本政府に対し、「高校無償化」からの排除、補助金停止は朝鮮学校に対する明らかな差別ですよ、と何度も何度も実に5回も勧告が出されています。


日本政府は朝鮮民主主義人民共和国に対する制裁強化のためには国連を利用します。
しかし、朝鮮学校差別に対する勧告には拘束力がないからと、一顧だにしません。
政府に都合のいい時だけ国連を持ち出すのです。


先日、中大阪初級学校でお話してきました。
「高校無償化」「補助金」のことが、どのように始まり、どのように闘ってきたか、詳しいことを知らない世代の人が出てきました。
すでに7年も経つのですから、若いオモニ・アボジにとっては、無いというのが前提だったからです。
公的な補償が一切ない中、自分をしっかり持って、誇りを持った素晴らしい子どもたちが育っています。


幼児教育の無償化からも朝鮮幼稚園児は排除されようとしています。
0歳からの子どもにさえ同じ権利は与えない。そんなことが許されるのでしょうか。
世界の笑いものだと思います。


映画「アイたちの学校」は組織の枠を越えて、実にたくさんの方々が観てくださり、今も上映が続いています。
映画には、この大阪府庁前での生々しい権力の弾圧とハラボジ、ハルモニの闘いがえがかれています。
ハラボジ、ハルモニたちの闘いがあったから、朝鮮学校が今も存続しているのです。
これからも諦めないで闘っていきましょう。





















雨は降り続いていますが、皆さん頑張っています。






鈴木さん、今日も来られましたね。









生野地域のオモニたち、お元気です❣️オモニたちを見ていると力が湧きます。教え子たちがオンマになり行動の先頭に立っているのがあまりに嬉しい❣️








卒業を間近に控えた三年生、雨の中大勢駆けつけてくれました。






かじかむ手をすり合わせながら聞き取りを続けてくださる横道昭子さん、頭が下がります。






珍しい、李鉄さんのお姿が見えません、インフルエンザでなければ良いのですが、、、


館山さん❣️この7年間、骨折され入院された三ヶ月以外、300回以上立ち続けて下さっていますね。あなたのその雄々しい姿がどれほど軟弱な私たちに力を下さったことか❣️









笑顔が眩しいです、オモニ❣️








君たちが卒業する前に無償化を実現したかったのにごめんね。






オモニ会会長、アピールです。



☆オモニ

国連「子どもの権利委員会」からの勧告を何度も受けながら、日本政府は見直すことをしません。
国連の勧告は簡単に無視していいほど安っぽい、軽いものなのですか。


日本のメディアは伝えていませんが、「子どもの権利委員会」からの勧告は、朝鮮学校の問題だけではありません。日本の子どもの問題でもあるのです。
あらゆる子どもに対する差別が含まれています。
日本の子どもたちにも繋がっている問題なのです。


もう一度、朝鮮学校を見てください。よく考えてください。
政府と行政は勧告を受け入れ「高校無償化」適用と補助金再開をお願いします。



☆長崎さん

勧告に対し日本政府は報告書を出さなくてはなりません。
「政府はお金を出していないが、地方自治体が朝鮮学校を認可し、ちゃんと補助金を出している。だから差別には当たらない」
これが日本政府の言い訳でした。


ところが文科省は自治体に対し補助金を見直すよう通達を出し、その結果補助金を減額したり停止する自治体が出てきました。
政府は言い訳すら捨てて差別を正当化している。
こんなことを決して許してはなりません。
日本はもとより世界に発信し、声をあげていきましょう。


















カンインスンさん❣️









オモニ会の皆さんのアピールと歌とシュプレヒコール❣️



☆オモニ会  歌とシュプレヒコール

歌♪♪「声よあつまれ 歌となれ」

◎シュプレヒコール

「子どもたちの学ぶ権利を保障せよ」

「朝鮮学校の子どもたちを差別するな」

「朝鮮学校に高校無償化を適用せよ」

「朝鮮学校に補助金を復活せよ」

「行政が差別するな」








長崎敏和さん❣️雨の日も風の日もスピーカーとマイク運んでくださってコマッスムニダ❣️




















崔さん!






金栄子さん、今日も夜勤明けにそのまま来られたのですか?本当にお疲れ様です。いつの日が今日のことが笑い話になるようにこれからもよろしくお願いしますね。






100万ドルの笑顔です。











李香代さんのアピールです。


☆オモニ

大阪朝高オモニ会のたくさんのオモニとここに立っています。

今年は三・一独立運動から100周年になります。
1919年3月1日、この日は日本にとってどんな日なのか。
この機会に、歴史の原点に立ってもう一度見直してほしいと思います。


三・一運動の時のような虐殺はないかも知れないですが、今もそれに等しい弾圧をしているのではないでしょうか。
70周年を迎える朝鮮学校が多いですが、70年以上にわたって差別の状況は変わっていません。
歴史認識を改めて朝鮮学校にたいする弾圧を即時撤回してください。












大村さんもアピールです。


☆大村さん

文科省交渉で文科省の役人や議員は、「国連の勧告は真摯に受け止め、ちゃんと対応している。義務教育はちゃんと保障している」と言います。

またネトウヨの連中は「差別がいやなら日本の学校に行け」「金がないなら日本の学校に行け」と言います。それで解決できる問題でしょうか?

私は日本の学校で働いてきましたが、学校は社会の縮図です。
排外主義と差別が濃くなっている中で、今の日本の学校は朝鮮半島にルーツをもつ子どもたちをきっちりと受け止めることができません。

在日の子どもたちが自分のアイデンティティーを育み、言葉や文化や歴史をしっかり学ぶ場所を私たち日本人はきっちり保障していかなくてはなりません。







歌劇団と歌舞団に入団が決まった可愛い生徒たち❣️










申さんもアピールです。


☆オモニ会

わたしの子どもは中級学校を3月に卒業します。朝鮮高級学校に進学すると自ら選択しました。

「無償化制度」からの除外は続いています。国と国との問題を子どもたちに転嫁しないでください。

政治家はどこを向いて政治をしているのですか。
私たちの子どもには学ぶ権利が保障されていません。

差別とは、それを差別とだと感じる人がいる。それは差別なのです。








玄さんも続きます。


☆オモニ

私は2013年に国連「社会権規約委員会」のオモニ代表団の一人として参加しました。
その時も日本政府に対し、無償化除外は差別であり朝鮮学校生にも適用を、という勧告が出されました。

今回「子どもの権利員会」の勧告で、日本は何か前向なことを示すのではと期待しましたが、残念ながら何もありませんでした。

共和国や総連を暴力団呼ばわりする、大阪府知事や大阪市長の言い分をそのまま判決文に書いたな、と思ってしまう裁判の判決も続いています。

それでも正義は私たちにあります。
もうすぐ卒業式を迎えます。今年も「無償化」から除外されたまま卒業していかなくてはなりませんが、差別をはね返して、これからも闘っていきます。
がんばりましょう。よろしくおねがいします。









☆長崎さん

きょうは森友学園問題を闘っておられる方々も松井知事に抗議にきておられます。

松井知事は森友学園を認可した同じ年に、朝鮮学校への補助金を打ち切りました。

森友問題と朝鮮学校差別はコインの裏表です。

連帯のアピールをお願いしたいと思います。






森かけ問題で裁判闘争をされている方々も合流です。そうです。根底は同じなのです。


☆木村さん(森友学園問題を考える会)

2年にわたって闘ってきた、森友学園問題の国賠訴訟が今日結審しました。
判決は5月30日ときまりました。
国の主張通りの判決であればすぐに書けると思うのですが、3ケ月もかかるということは、ひょっとすると良い判決が出るのではと、勝手に期待しております。


「安倍首相がんばれ」とか「安保法制通って良かったです」などと運動会で斉唱させる学校を認可適当としながら、問題になると掌をかえして逃げたのは松井知事です。
籠池さんも松井知事にハシゴを外されたと言っている。


松井知事は百条委員会を開き、責任を認めて謝罪しろ!
森友問題は何も片付いていません。幕引きさせてはなりません。
これからも闘い続けます。
共にたたかいましょう!







最後の歌は「勝利のその日まで」❣️


☆大村さん

正義は私たちにあります!
勝ことは諦めないことです!
最後にみんなで元気に歌いましょう。








みんなで歌います❣️




















雨風がきつくなってきましたが、誰も動じません。





駐輪場での申し送りです。





フランスから来られたジャーナリストさんたちが挨拶です。大きな拍手でお迎えしました。

彼らは、フランスでは無償化から朝鮮学校だけが除外されていることも火曜行動や金曜行動が行われていることも伝えられていない。自分たちは今日見た事聞いた事をフランスでも発信していくと連帯の挨拶をしてくれました。そして東京にも行って取材するとも言ってました。






日本のジャーナリストの方が通訳をして下さいます。




































私たちの闘いが日本国内だけではなく全世界に知られ、いろんな国で連帯の声が上がれば良いなぁと、つくづく思いました。

幼い子供でも分かります。何が間違っていて正義は何処にあるかと言う事を!!


勝利のその日までたたかい続けましょう❣️
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