ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

孫日記詩(18)  少女ユニ

2012-01-06 08:43:43 | 詩・コラム
  「 少女ユニ」
           


JR玉造駅に向かって
一目散に自転車を走らせていた時

《ハンメ!》
と呼ぶ声に 急ブレーキをかけた

(ん?誰?)
毎日見ている顔なのに一瞬分からない

(えぇ? ユニ?!)

いつもユナの手を引いて
二人でワンセットの所しか見ていなかった

まさしく 孫のユニ
1人で下校している姿を初めて見た

そうだ 高学年になったんだね
クラブの日は1人下校だったね

アンパンマンのようにムチムチだったのに
すらっとして まるで 乙女のよう

《気を付けて いってらっしゃい!》
手をふりウリマルで送ってくれた ユニ

心地よい そよ風のように
少女ユニは つかのまの幸せくれた

       2011・4.16

   *ウリマル(朝鮮語)
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