ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

9月27日、212回目の「火曜行動」です。

2016-09-27 16:02:57 | 火曜日
秋晴れの9月27日、212回目の「火曜行動」が行われました。



2週間ぶりに大阪城公園に行ってみると、もう秋の気配を感じさせていました。





今日は一層高く見えました、案の定息ハァハァです。(笑)









サルスベリ(百日紅)も、そろそろさよならですね。




府庁前到着です。5分前なのに既に大勢の方々がお見えでした。





生野管下のオモニ会の皆さんです。




今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです。よろしくお願いいたします。





長崎さんの元気な始まりのアピールです。

長崎さんのアピールから

「和歌山でも弁護士会会長声明」
埼玉・大阪・愛知・東京・京都・福岡・千葉に続き、和歌山弁護士会でも、朝鮮学校への補助金交付に対し事実上圧力となる文科大臣の通達は、違法であるという会長声明が出されました。
今日お配りしているチラシに書いています。ぜひ受け取って読んでいただきたいと思います。
国と国との対立を理由に、朝鮮学校の子どもたちの学ぶ権利を奪うことは、憲法に照らしても国際法(国連人権規約等)に照らしても違法あることを指摘しています。


「暖かいコミュニティ、人と人とを繋ぐ場所」
9月25日には大阪府下の朝鮮初級学校で運動会がありました。
オモニ、アボジや卒業生、地域の人たちが集い、それぞれ自慢のお弁当を持ち寄り、さながら同窓会の様な楽しい風景が繰り広げられました。ハッキョの運動会は「やみつきになる!」という人も・・・。
ありのままの自分を認め、また認め合い、子どもたちはたくさんの愛情の中で元気に育っています。
これから秋にはバザーやフェスタ(文化祭)もあります。ぜひ参加してください。


 「大人が諦める姿をみせてはいけない!」
京都朝鮮学校は、在特会のヘイト暴力を裁判に訴え、最高裁で勝訴しました。
しかし、裁判に踏み切るまで、ずいぶん悩まれたそうです。
学校に在特会が押しかけて来た時も警察は何もしてくれなかった。
こんな差別社会の日本の司法に頼っても無理、訴えても仕方ないのではないか、と。

最後に裁判へと踏み切らせたものは何か。
それは「大人が諦めてはいけない」という原点でした。
もちろん共にたたかう日本の人たちの存在も大きな勇気になりました。

火曜行動の私たちも、展望に不安を感じた時には
「大人が子ともの夢や希望を奪ってはならない」
「大人が諦める姿をみせてはいけない」
この原点に立ち返って頑張っていきましょう!
(レポート横道)





北大阪のオモニもいらしています。




斎藤さぁ〜ん。








工事が最後の段階に入ったので見渡しが良くなりました。





松尾さんご夫妻もすっかり火曜バンドの一員です。





元祖イケメン三銃士、健在です。





女性三人美女軍団も健在です。





おお、我らが平田さんに田中さん、ホッとする方々です。





梁オモニム、運動会の後だから、今日は無理だと思ってたのに息を弾ませながら坂を上ってきてくださいました。





北大阪の李ジョンへさんもいらしてます。




















若いオンマたちは遠くまで出張です。





















アピール交代です。我らがカンさんです。

カンさんのアピールから


 「One for all All for one 」
9月25日は南大阪初級学校の運動会でした。
決して多くない生徒数ですが、みんな、競技、記録係、スターター、準備係、と少ない生徒数で内容の濃いプログラムをこなしていました。
指示されなくても、自分は今何をすべきか自然に身についている。
これが民族教育の成果だと思います。

幼稚班は5名しかいない。三才のクラスは一人だけ。上の子はそれぞれ二人。リレーはどうするのかな、と思っていたら、三才の女の子は両手にバトンを持ってスタスタ。上の子にそれぞれバトンリレー。
なるほど、一人でもリレーは出来る。みんな主人公なんです。

運動会には大阪市大の学生と院生15人が見学に来てくれ、充実した一日だったと感想を伝えてくれました。
10月2日は府下の中級学校、10月9日は大阪朝高の運動会です。これまで機会のなかった方はぜひおいで下さい。


 「女子サッカー、祖国代表の意味」
大阪朝高2年生の女子生徒が、祖国共和国の女子サッカー(アンダー17)の国家代表に選ばれました。
朝鮮学校に女子サッカーチームはないので、彼女は中学、高校と男子生徒と一緒に泥まみれになって頑張ってきました。

彼女はなぜこの快挙を成し遂げられたのか。それは何を意味するのか。
努力はもちろん、素質もあったでしょう。周囲の理解もあったかも知れません。
しかし、それ以上に『自分はどういう存在で、何を求められているか』を、はっきりと自覚していたからです。
そして、両親がなぜ自分を朝鮮学校に送ってくれたか、その意味を自覚しているからだと思うのです。

4年後に東京で「平和の祭典」オリンピックがあります。
市場移転や道路や選手村の心配をしているが、しかし、このような民族差別が存在する日本で、世界中からの人々を迎えて、本当に平和の祭典といえるのか。それを問いたい。

(レポート横道)





柴田さん発見。











方清子さん、お久しぶりです。





岡本さんも











長崎さんの繋ぎのアピール

長崎さんのアピール(2)

リ・シネさんが在特会を相手取った反ヘイトスピーチ裁判で勝訴しました。
ヘイトスピーチは違法としながら、なぜ朝鮮学校だけ差別を続けるのか。

日本の小・中公立学校へは税金の中から、一人、年間約100万円の補助金が出ている。
私学でも35~36万の補助がある。
朝鮮学校の補助金は7万円たらずでした。朝鮮学校の父母も納税義務を果たしているにも関わらずです。
わずかであっても朝鮮学校にとっては大事なお金です。しかしそれ以上に、大阪の中で、朝鮮学校の存在が認められていることの証でした。
こんな理不尽な差別を許してはならない。訴え続けていきましょう!

先日、東大阪中級学校と生野地域活動協議会下キリスト教会の集まりとの交流会がありました。朝鮮学校が地域の中で、話し合い、お互いに良いところを認め合い、出会いの架け橋であることを、知ってほしいと思います。
(レポート横道)






ビラをまた取りに来た青年






姉弟ではないけど知り合いです。









宝塚の田中さんのアピールと歌です。

田中さんのアピールから


私は保育士をしていました。
今は週2回、ウリハッキョの3才児クラスに語学留学させてもらって朝鮮語を学んでいます。
そこで感じたのは、一人ひとりの主体性を大事にされているということです。
私も保育士時代、子どもの主体性を大切にと思ってやっていたつもりでしたが、例えば遊園地に遠足に行くと、どうしても皆同じ遊具に乗せる、同じものを配ることになりました。

ところが今回、遊園地に同行してびっくり!
皆に200円の券を2枚ずつあげて「すきな所に行っていいよ」でした。
一人ひとりを大切にすると口では言うけれど、本当はこういうことなんだと思いました。

『♪~受けついだ歴史と言葉と文化
そして何によりも大切な わたしのこの名前
奪われまいと心を決めて 子どもたちと共に
守っていこう 朝鮮学校~♪』

(田中さんの美しいソプラノが今日も府庁前にひびきました)
(レポート横道)











火曜バンドが5人になりました。






柴田さん、久々のアピール

柴田君のアピールから

「ピースおおさか」のリニューアル裁判を傍聴しました。
リニューアル前の「ピースおおさか」は平和のために日本の加害の展示も行ってきた。
ところが自虐史観であるという理由で、大阪府・市(松井知事・橋下市長)が一方的に加害の展示を撤去し、現在は大阪空襲被害中心の展示に様変わりしている。
加害の歴史を消し去り、被害の歴史、被害者意識に執着することこそ「自虐史観」ではないでしょうか。

広島にも朝鮮人がたくさん住んでいました。
日本の子どもは集団疎開などで原爆被害から逃れられた。
しかし朝鮮人の子どもは疎開させてもらえなかった。
そのために原爆で死んだ子供たちがいた。
僕は米澤鐵志さんの本でそのことを知り愕然としました。
そのことを日本人は知っているのか。

平和憲法が守られる国であるためにも、加害の歴史を教えるべきです。

(レポート横道)







長崎さんと生野のオンマたち






おお、これは素敵なツーショットです。





教え子ミーッケ





ここでも教え子ミーッケ



最後はみんなで「この坂を上れば」を歌って駐輪場へ




生野のオモニ会の皆さん集合、花が咲いたように鮮やかでしょう、元気が出ます。






韓統連の学習会へのアピールです。是非参加してください。10月2日です。














岡本さんもアピールです。


暑かったけれどアイスは食べずに帰宅しました。笑


来週も頑張ります。




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