ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

6月14日、199回目の「火曜行動」です。

2016-06-14 23:24:19 | 火曜日
蒸し暑い日ですが、空は晴れていました。









199回目の「火曜行動」が始まりました。



今日のレポーターは「ハルモニ会」の横道さんです。よろしくお願いいたします。



長崎由美子さんの明るい声がこだまします。

ー長崎さんのアピールからー

「大阪府庁で働くみなさん、ご通行中の皆さん、工事中の皆さん、私たちは朝鮮学校の「高校無償化」の適用と大阪府・大阪市の補助金支給再開を要求して、毎週火曜日ここに立ち続けています。

2012年4月に始まって、今日で199回目になります。
今日は、城北初級と中大阪初級から先生や保護者の方がたくさん参加してくださっています。

皆さんは勿論大阪府民、大阪市民です。府民税、市民税をきっちり収めています。なのに、どうして朝鮮学校だけ差別されなければならないのか、怒りでいっぱいだと思います。

6月11日、東成区民センターに400人が集まり、田中宏先生の講演がありました。1963年に千円札が聖徳太子から伊藤博文に変わったとき、華人留学生から「どうして朝鮮民族から恨みを買った人を戦前ならいざ知らず、戦後の日本でなぜ登場させるのか」と問われたのが、私の原点だと先生は話されました。
日本は植民地支配の歴史に責任があります。

国は朝鮮学校無償化の前提になる条文を削除しました。その根拠となる公文書の開示を求めても、そうした文書は作られていないと返答。朝鮮学校に対する根拠のない差別が裁判で明らかにされつつあります。

7月には参議院選があり、日本の国の流れが大きく変わろうとしている今、朝鮮学校の問題は大変重要です。
民族学校の火を絶やさないこと、それが日本の社会を豊かにすることになるのです。」(レポート横道)




城北初からの参加です。




中大阪初からも参加です。



中大阪初オモニ会の皆さんです。



斎藤さん、元気に復活です。







「火曜バンド」はお二人からです。お疲れ様です。



イケメン五人衆、今日は中大阪の新校長先生もご一緒です。



頼もしい仲間たちの笑顔に励まされてきた日々でした。













梁ハルモニ、今日は元気なお姿が見れて嬉しいです。



市民運動の先駆者ー星川さん登場です。



3月に朝鮮大学を卒業し青年同盟で活躍している梁さん。






梁ハルモニのお孫さんです。








城北初の職員の方々



東成の朴さんのアピールです。

ー朴さんのアピールー

「今日は蒸し暑い日ですが、保護者の不快指数は数倍に達しています。
先日、府民税・市民税を郵便局で支払ってきました。
そもそも、税金を払っているから補助金を出すと言ったものではありませんが、税金で行政が成り立っていると思うからです。

朝鮮学校は大阪に10校、1,500人の生徒が学んでいます。
大阪は全国に先駆けて補助金を出してきた歴史がある。その自負を大阪府と市は取り戻していただきたい。
東京都知事の事は他人事であればよいが、そうでないかもしれない。そんなことにならないよう、補助金の復活を早急にするべきです。」(レポート横道)




青年同盟の新人ー梁さんもアピールしました。

―青年同盟の梁さんー

「日本は在日朝鮮人に醜いことをし過ぎです。
朝鮮学校に政治の介入をすべきではない。

私は初級学校から大学まで朝鮮学校で過ごしましたが、朝鮮人として生きることは、こんなにつらいことかと感じてきました。
あなた方の政治の道具にはされたくありません。

唯一の道は、日本人も、我々朝鮮人と向き合って、日本の過去の歴史をきちんと清算し、共に歩むことです。

私はあなた方の為に朝鮮人をやめられません、弾圧されたとしても。

共に生きていきましょう。」(レポート横道)




日本の青年柴田さんもアピールしました。

―柴田さんのアピールー

「アンニョンハシムニカ!
城北のハッキョ(学校)にいってきました。
70人ぐらいの小さな学校ですが、感じたことはみんな礼儀正しく、とても明るいことです。

今、日本の学校は競争原理の管理教育が進んでいる。
それに比べ、朝鮮学校は国際的で、ウリマル、日本語、英語教育が行き届いています。きっと朝鮮半島の平和的統一の礎になると思います。

先日、大阪市長がサンフランシスコに行ったらしいが、不十分なヘイトスピーチ条例、朝鮮学校差別、こんなことで本当の国際都市と言えるのか。」(レポート横道)






「火曜バンド」はいつの間にか三人になりました。





城北初の校長先生と歌舞団の歌姫




いつもニコニコ元気な金さん





―大村淳さんのアピールー

「日本政府はこれまで一度として朝鮮学校に教育助成金を出したことがありません。血のにじむ努力で、大阪府・市に認めさせた補助金も凍結されたままです。補助金はわずかですが、朝鮮学校にとっては大事な物です。

何処に住もうと、子供たちは自分のルーツを尊重した教育を受ける権利があります。

市議会各派の人や行政と話し合うことがありますが、人権の問題をきちんと理解していただきたい。きちんと理解してもらえれば、補助金を出すべきであるとわかるはずです。」(レポート横道)








「ハルモニ会のクッスンさん、今日も愛のキャンディを配ってくれます。




中大阪初のオモニたち、また増えました、まるで花が咲いた様に府庁前を明るくしてくれました。



ビラ配りに励む城北初のオモニ




大村和子さんもアピールしました。

大ー村和子さんのアピールー

「先週「城北ハッキョを支える会」では16人の日本人が集って、給食作りをしました。新しい仲間が4人来てくれました。

日本の学校では当たり前の給食が朝鮮学校にはありません。
保護者の方がせめて月に一回、温かい物をと給食作りをされています。
「支える会」も学期に一回ですが、給食作りをしています。

「おいしかったよ」と子供たちの喜ぶ様子に、うれしい気持ちの一方胸が痛みます。

日本の社会の中で朝鮮学校がどんな存在か、考えてもらうきっかけになったと思います。
差別の中でも、民族の言葉・歴史・文化を学び、受け継いでいくことの素晴らしさを是非見てください。」(レポート横道)





珍しいツーショットです、兄弟に見えます?!仲間です。



宮川さん、譜面台を忘れたのか、地面にがくふを置いての熱奏です。






裏門でビラを配布していたソさんが帰ってきました。




こちらも兄弟に見えます?!同志です。



高さんもアピール

―青年同盟 高さんー

先日朝鮮大学の創立50周年記念の集いがあり、7000人の同胞が集まりました。
全国各地で教師や青年同盟で活躍している仲間に、久しぶりに会いました。

中大阪の青年同盟でも給食作りをして、生徒たちと交流しています。

今は、朝鮮学校にとって大変ではあるが又大事な時でもあります。
次回は200回目の「火曜行動」です。
がんばりましょう!





長崎さん、最後の締めです。今日も火曜行動の歌「この坂をのぼれは」みんなで歌いました。歌うたびにこみあげるものがあります。








いつもの様に駐輪場でまとめをしました。私も24.25に行われる劇団「タルオルム」の公演に対し呼びかけをさせていただきました。


来週はいよいよ200回目になります。集まる場所は100回目と同じ教育塔前に12時集合です。アピール後ミニパレードを行います。大勢の方々が参加されることをお待ちしております。















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