ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

9月3日、357回目の「火曜日行動」です。

2019-09-03 20:27:48 | 火曜日
真夏のような正午です。立ってるだけで汗が、、、しかし、27日の「大阪無償化裁判」最高裁の上告棄却に対する怒りが、参加者たちに暑さを忘れさせます。












今日のレポーターは、春母(ハルモニ)会の陶山さんです。






出張写真撮影は年齢不詳な松尾さんです、今日も協力しあって発信いたしましょう。





長崎由美子さんの第一声です。

長崎さん

今日は357回目、もう8年になります。子どもたちの笑顔を守るための当たり前の権利である高校無償化、これが朝鮮高校に適用されていない、これについて裁判を起こしました。全国で大阪だけが、2017年7月28日に、大阪地裁でこれは当然の権利であると、高校の無償化制度は、すべての子どもたちが学ぶための権利を保障するために作られた法律であると、これから朝鮮学校だけを除外するのは明らかに、この法の趣旨に反する、そして朝鮮学校の歴史的な経過から見て民族教育を受ける権利は当然である。私たちにとって今も、大阪地裁の前で歓声を上げ、その夜の集会で、大阪朝高の女子生徒が言った「やっと私たちはこの社会で生きていってもいいんだと認められた気がします」その声をいつも思い出します。

しかし去年、大阪高裁は1審の大阪地裁の判断に対して、まったく根拠にならない産経新聞・公安警察による情報を根拠として、朝鮮学校に学ぶ子どもたちが朝鮮学校が、朝鮮総連とかかわりがあるのが不当な支配である、こうしたことで1審の喜びの勝訴は覆されました。そして7月28日の歓喜から2年経って、今年8月27日に最高裁判所は、朝鮮学校に対して、学ぶ権利に対して、行政が法にもとる憲法にもとる差別をしているのです。これを行政が救済しないのであれば司法が法としてこれをさばいてくださいと訴えた、その司法が、どこが差別ではないのか一言も説明もせずに、国が差別をするのであれば、その差別は正しいと、後押しをする判決を下しました。そして私たちの訴えは却下をされ敗訴という結果になりました。私たちは絶対に認めるわけにはいきません。


私たちは今日まで357回、火曜日行動を続けてきました。裁判を闘う中で、たくさんの人たちがこの火曜日行動にも参加し、様々な朝鮮学校支えていくための活動に、日本の中で生きにくい思いをしてきた人たち、そして今も、沖縄の辺野古や高江で座り込みながら、自分たちの誇りを守る闘いをしている人たちと手を取り合って私たちは闘ってきたことを、そして韓国が軍事独裁政権の中からキャンドル革命によって、政治の私物化を許さないと立ち上がった民主化闘争の中で、ともに闘ってきたたくさんの韓国の人たちが、この朝鮮学校への差別を自分たちの問題として受け止め、私たちにたくさんの経済的援助、暖かな精神的な援助を与え続けてくれました。

軍事性奴隷として多くの痛みを受けてきたハルモニ達も、朝鮮学校の支援を続けてきてくれました。去年大阪高裁で敗訴の判決が出たときに、韓国から車いすで駆けつけてくれた金福童ハルモニが私たちに向かって壇上から「ファイティン」と叫んでくださったことを今も思い出します。

それでは無償化連絡会・大阪が最高裁判決に対して出した声明文を読みます。


声明「最高裁判所による大阪朝鮮学園の上告棄却に対して断固抗議する」
朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪
2019年8月29日


学校法人大阪朝鮮学園が国を相手取り、いわゆる「高校無償化」制度にもとづく就学支援金支給の不指定処分取消しと、同学園の指定義務づけを求めた裁判において、2019年8月27日、最高裁判所第3小法廷(山崎敏充裁判長)は大阪朝鮮学園の上告を棄却し、また上告審として受理しないと決定しました。さらに同日、東京朝鮮中高級学校の生徒61人(提訴時62人)が起こした国家賠償訴訟においても、最高裁同小法廷は上告棄却、上告受理申立て不受理の決定を下しました。


最高裁が司法の自壊を宣言したかのような今回の不当な決定を、私たちは決して認めず、断固として強く抗議します。

最高裁は大阪府・大阪市補助金裁判においても、さる2018年11月28日に同様の不当な決定を行っており、私たちの怒りは頂点に達しています。日本の司法が時の政治権力におもねる存在に成り下がり、三権分立が形骸化してしまったことを、私たちはこの社会の基本的人権と民主主義のために深く悲しむものです。


さる2017年7月28日に大阪地方裁判所が言い渡した第一審判決は、大阪朝鮮高級学校に対する不指定処分について、当時の下村博文文部科学大臣が裁量権を逸脱、濫用したもので違法、無効であり、同校は法令に基づき適正に運営されていると認めました。

大阪地裁での全面敗訴に慌てた国は、控訴理由書で朝鮮総聯の「反社会的組織」としての性格を強調し、総聯の「不当な支配」を受けている疑いがある朝鮮高級学校の教育内容は、教育基本法の理念に反するとの主張を執拗に展開しました。

本来、教育の機会均等を目的とするはずの「高校無償化」制度の適用において、植民地宗主国の意識に満ちた公安警察のような観点をもって、朝鮮学校に対する差別を正当化しようとしたのです。ところが大阪高等裁判所はあろうことか、およそ教育行政とは無関係なこうした無理筋の主張を受け入れ、2018年9月27日に国側逆転勝訴の不当判決を言い渡しました。そして今回の最高裁決定により、国側勝訴が確定することとなりました。


この間、国際人権機関は日本政府に対して朝鮮学校に「高校無償化」制度を適用するよう、再三勧告してきました。今年(2019年)に入っても、3月5日に国連子どもの権利委員会が、朝鮮学校に制度を適用するために基準そのものを見直すよう勧告しています。ところが日本政府はこれらの勧告を無視するばかりか、地方公共団体への補助金交付に圧力をかけ(2016年3月29日付文科大臣通知)、来る10月1日から実施予定の「幼保無償化」においても、朝鮮学校を含む外国人学校(各種学校)の幼稚園を除外するという露骨な差別政策を取り続けています。


このような朝鮮学校に繰り返される差別は、日韓関係を悪化させてきた最近の日本政府の傲慢で卑劣な対韓政策と合わせて考えるならば、日本の国家権力による朝鮮民族全体に対する植民地主義的な政策方針の一環であることが、いっそう明確となっています。


私たち「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」は、「高校無償化」制度排除や補助金停止を1948年の「4・24教育闘争」以来の朝鮮学校に対する深刻な弾圧と捉え、大阪朝鮮学園、生徒・保護者・教員をはじめとする学校関係者、および弁護団の方々と手を携え、この困難な裁判闘争に取り組んでまいりました。そしてこの間、大阪府内はもとより日本全国の心ある方々、また大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国をはじめとする全世界の方々から、大きな激励をいただきました。このような残念な結果をご報告しなければならないことは、まことに無念ではありますが、志を同じくする方々とともに歴史に恥じない闘いを繰り広げてきたことは私たちの誇りとするところです。


安倍政権に忖度し、もはや政治の下僕と化した司法の不当な決定に、私たちが屈することはありません。私たちはいっそうの覚悟をもって、すべての朝鮮高級学校に対する「高校無償化」制度の適用、朝鮮幼稚園に対する「幼保無償化」の実施、そして大阪府・大阪市ほか地方公共団体の補助金交付再開を求め、今後も闘い続ける決意をここに改めて表明します。とくに高裁で審理中の広島、愛知、福岡をはじめ、日本全国や海外の仲間たちと固く手を結び、最後の勝利に向けて朝鮮学校をいっそう力強く支援していきます。この社会に生きるすべての子どもたちの将来のために、さらなるご支援をお願いいたします。


オモニ会も学園もこのようにコメントを出しこれからも闘い続けていこうと声をあげています。


特に10月から実施されようとしています幼稚園・保育所の幼児教育の無償化に対して、、朝鮮学校がここからもはずされ続けていること、子どもの未来を守りいっしょに生きていこうと声をあげる大人の一人として、この問題を一緒に考えていただけないでしょうか。


少子化の中、宝のような存在の子どもの心に、自分が差別をされ続けている、自分たちの存在が大切にされていない、そんなことを感じ続けるような形で行われている、朝鮮学校への差別について大阪府・大阪市に対して特に幼稚園の保育園の無償化が朝鮮学校に適用されていないことに対して、大きく声をあげていく行動が予定されています。


①9月18日(水曜日)大阪府・大阪市に対して申し入れを行いその後東成区民センターで7時より集会

②9月12日から18日まで、各地で街頭行動京橋・鶴橋・天王寺など

③9月26日、中之島水上ステージで行動、後西梅田までパレード

詳しくは来週のビラに書いて配布します。

街頭に出て多くの人に知ってもらいたい、そして子どもたちをこの日本社会の中で共に育ち、将来に体して自分自身に誇りをもって生きていけるような子どもたちを育てていくためにも、ぜひご協力をお願いします。








「39感謝の舞台」を大成功させた歌舞団からは今日二人も参加してくれました。大村さんが公演の成功を祝して記念撮影❗️







火曜バンドは不滅です。暑さを吹き飛ばし元気な演奏が道行く人々を振り向かせます。







東大阪地域のオモニたち大勢お見えです。







若者も一緒に❗️





熟女も負けていられません❗️





八年間共にたたかってきた仲間たち❗️




























若者がアピールします。

若者

青年同盟で勤めています。4・24民族教育闘争から70年もたち、未だ高校無償化も適用されず、補助金も支給されず、10月からの幼児無償化も適用されないようなことがおころうとしています。これは日本政府による在日朝鮮人への差別であり、朝鮮人抹殺の政策があると思います。

日本の政府からしたらお金のない在日コリアンは安い日本学校に通い、日本人として育てばいい、そういう政策があると思います。でももしこの在日コリアンが日本学校に入学してしまったら、子どもたちはどうなるのですか。自分が朝鮮人ということを隠して、朝鮮人とばれたら差別されるということを恐れながら日本学校に通わせる気ですか。

私たちが望んでいるのはお金ではなくて、人間として生きる権利、教育の自由を会得することです。これからどれだけの弾圧・差別が来たとしても、私たちはひるむことなく闘争していきます。


































オモニたち笑顔が良いですね。








大村さんもマイクを持たれました。

大村さん


今発言した青年は、高校無償化から排除されたときは初級の6年生だったと思います。かわいらいい子どもがこんな大人に成長して、自分たちの後輩のためにここで声をあげています。


無償化排除がいやだったら日本の学校に通えばいいじゃないかという声が出ています。日本の学校に勤めていましたが、日本の学校では、自分自身のアイデンティティーをしっかり持つような教育は、なかなか行うことができない現状があります。そして日本の学校の指導要領に基づいて日本人になるような教育がなされるわけです。

そんな中で在日の子どもたちがどんな思いで学校に通うか、そういうことを思うと、この朝鮮学校に通うことで、この前もここに来ていた朝鮮高級学校の学生たちがこう言いました。朝鮮学校で自分たちが朝鮮人として生きるすべ、生きる力を学んできたんだ。だから朝鮮学校を絶対になくすことはできない。僕がここにいて僕であるということ、そういうことを朝鮮学校で学ぶんだ。そういっていました。

そして日本の学校はどうでしょうか。去年もこの大阪の小中学校で拉致問題に関するビラが全員に配られました。そこに通っている在日の子どもたちはどういう思いでもって帰ったでしょうか。そして今また、大阪府の府立高校で、必ず「めぐみ」を鑑賞しろ、また冊子も全員配る、そういう動きが出ています。映画を必ず見るように、強要がなされています。見たときにどうなりますか。見るときに教師も指導しないといけません。そういう中で拉致問題はダメですが、拉致問題だけを、朝鮮民主主義人民共和国、それにつながる朝鮮総連という形で敵意をむき出しにするようなことを学生たちに教えていいものでしょうか。日本人として懸念を抱きます。こういうことがあって、今回の判決もただただそれのみを前面に押し出して、東京も大阪も棄却されました。本当にひどい判決だと思います。


子どもたちが学ぶ権利、民族教育を受ける権利、これが全く正面から問われていないわけです。ただ政治的なことを持ち出して敗訴にしていく、とても許されるものではない。この10年間、高校無償化除外されたとき、「ウソやろ、きっとそのうちきちんと見てくれるわ」という思いで日本人として動いてきました。民主党政権から第1次安倍内閣に代わったとたんに、それまで画策していた自民党の文科省の大臣が、朝鮮学校への高校無償化への項目がきちんとあった、その条件になる項目をさっさと削ってしまったわけです。

朝鮮学校は彼らの中には始めっから無償化から除外することがあったわけです。それがそのまま今回の最高裁の判決となりました。でも大阪地裁できちっと民族教育の権利、子どもたちの学ぶ権利、朝鮮と日本の歴史、そういったものを踏まえたうえでの勝訴判決は絶対に消えることはありません。歴史上から消え去ることはありません。このまっとうな判決が出されたことが、私たちの闘いの誇りであります。朝鮮学校がなぜこのような形で、今日本の中に存在しているのかという、歴史的なことを日本人は踏まえなければいけないと思います。


今度また幼保無償化から除外されようとしています。多くの認可外施設、簡単に言えば、ベビーシッターさんが面倒見ているような認可外の保育施設も無償化の対象になります。55000の施設の中で88が各種学校という名の下で除外されていきます。88の中に40の朝鮮学校の幼稚園があります。後の44は外国人学校です。インターナショナルスクールやブラジル学校がありますが、40の朝鮮学校の幼稚園を除外したいがための88をあげているのではないか、各種学校だからということで幼保無償化から除外しようとしている。ほんとにおかしいと思います。


この時期に合わせたような高校無償化除外の判決、各種学校だから、朝鮮学校だからダメ、そういうものを世間に日本社会全体にまき散らしていく、政府の意図を感じざるを得ません。


9月1日は関東大震災がおこった日です。関東大震災の時に流言飛語によってたくさんの朝鮮人・中国人が虐殺されました。東京の都知事の小池さんは、昨年から追悼文を送らない、ほかの関東大震災の被害者と同じようにする。6000人といわれているがもっと多いと思います。そういった数を掻き消そう、そんなことはなかった、歴史を塗り替えようとしている。そういったことがこの今日の日本社会では政治の場から起こっているのです。許されるものではありません。

東京都知事はオリンピックを控えながら、国際的な問題から目をそらすようなことが出てきています。大阪でも万博を招致するというけれどもこの状況から目をそらすためヘイトスピーチ禁止条例をやろうとしていますが、あくまで万博の時に外国人がたくさん来るから、外国人にヘイトスピーチをやられたらあかん、そういった意味で条例をだそうと言っているのです。それっておかしいでしょう。大阪にはたくさんの在日の人たちが住んでいるのです。朝鮮学校も高級学校含めて10校大阪市内にはあります。そういった学校のこと在日朝鮮人のこと、何ら考えることもなく万博のお客さんに対して作るなんてもってのほかだと思います。それならばこのヘイト的な補助金不支給をなくすべきです。


テレビでは韓国大嫌いというようなことがマスコミや政府から煽り立てています。この前尖閣諸島のことで「戦争やればいい」といった議員が、今度は竹島を取り戻すために「戦争して日本に取り戻そう」こんな発言をやっています。これが議員を続けているのです。こういう政治に対して、もっと日本がまっとうな社会になるようにと思ってこのような行動を続けているのです。






















































哲也さん、お休みを返上して駆けつけてくれました。







KCC会館の李さんも❗️







八年間この場に立ち続けた唯一の保護者ー金愛美さんもマイクを持ちました。

オモニ


府庁にお勤めの皆さんお疲れ様です、中は涼しいでしょう。私たちはめっちゃ暑いです。心も熱いです。日本人の人も私たち朝鮮人・韓国人と一緒に闘ってくれていますことに本当に感謝申し上げます。ありがとうございます。

そんな中、今どうでしょう。世論やマスコミからテレビから流れてくる情報はすべて反韓国・反朝鮮人、朝鮮人は殺してもいいんだ朝鮮人の子どもは差別してもいいんだ、そういうことばかりを流しています。そんな中サンデーモーニングで青木さんがおっしゃったのは、「そういうことばかりを流すのはいかがなものかと」はっきりとおっしゃいました。

この方は「拉致と人々」という著書を出されております。その中に安倍政権がどんなふうに朝鮮総連に対してしているのか、また朝鮮民主主義人民共和国との間柄を、どのようにして拉致被害者たちのことを利用し悪用しているのかということが書かれています。報道で洗脳する日本政府の考えを逆手にとって、私はそういった本をぜひ読んでいただきたいなと宣言したいと思います。


皆さん知らなさすぎます。みんな消費税増税、ほんとに黙っていますね。おとなしいですね、いいんですね。教育や福祉にあてられるものではありません。防衛費ばかりが増額しています。子どもたちは満足に教育を受けられるどころか、本当に数も減っていて子どもたちがのびのび育つ環境さえも奪われようとしています。それは日本の公立も私立も学校の子どもたちも同じ思いだと思います。

そしてそこに通う朝鮮・韓国にルーツを持つ子どもたち、朝鮮学校の子どもたち、みんなどこかこの社会に不満を持っているんだけども、あえておとなしく、それでも自分たちは近所の日本の人たちと、親の愛情たっぷり受けて学校に通っています。9月1日になったら自殺する子も多いと聞きます、日本の学校では。なぜでしょうか。そういったことも府や市は本当に考えてください。少子化になっていくのか本当に考えてください。朝鮮学校の保護者も納税者です。お考えください。お願いします。


長崎さん


関東大震災のとき、朝鮮人がたくさん殺された。これが今、平気でそんなことはなかった。朝鮮人が暴動起こしたからそれに対応しただけだ。こんなことがあふれています。母から聞いた話をいつもするのですが、母は5歳の時経験しています。近所の人が「たくさんの朝鮮人が井戸に毒を投げ込みに来る。朝鮮人が殺しに来る。」こんなことを祖母に言ったそうです。「本当なのか、日頃付き合っている人がそんなことするのか」と言っておさめたそうです。

翌日近所に住む外務省の役人がピストルを持ちだして、朝鮮人が殺しに来る。自警団を作ると言って大きな団を作った。祖母は近所の人に「本当にだれか見たことなのか」と最後まで興奮した人たちに言ったそうです。今マスコミであふれている、ある意味で会ったりであったり、一緒に泣いたり笑ったりしたこともない人たちに対して、一つのイメージで、韓国は恐い、嘘ばかりつく、朝鮮人は何をするかわからない、そんなイメージが振りまかれる中で、私はかつて祖母が経験したような関東大震災の時の虐殺が、一歩間違えば起こる恐怖を覚えます。これに対してはっきりとNOと言えるか、問われていると思います。朝鮮高校の校長先生が自分のハラボジが「友達が東京で自警団に襲われ、殺されそうになった時に、自分もかばえば殺されるかもしれないのに、かばってくれた日本人によって命が助けられた」という話をされました。

司法が子どもに対して差別をしてもいい、こういう判決を出すような時代の中で、火曜日行動に来ている私たちが手を繋ぎ合いながら、これを変えていかなければならないと思います。
















秦さん今日は間に合いましたね。






キャンディおばさんことちょくっすんさん❗️





女性同盟の中では多分一番アピールをたくさんしてくださった宋裕子さん❗️






日本の方もチョソンの統一旗を手に参加してくれています。






東大阪初級のオモニ会の方々が先頭に立ってアピールとシュプレヒコールと合唱です。

オモニ


朝鮮高校の保護者です。10月から実施される幼保無償化について思いを述べます。

高校無償化からの排除、補助金の不支給または減額、そして幼保無償化からの除外、民族教育に対する民族差別だと思います。幼保無償化の政府見解は、高額の教育費で少子化が促進されている、子育て世代の負担を軽減することによって質の高い教育を実施していく、三番目のもっとも重要なことは10月から実施される消費税増税、ぞの増収の半分を国民に還元する、この部分とても大事な部分だと思います。

増税によって得られる増収分が15兆円と聞いています。その中で幼保無償化に与えられるのが7764億円15%弱。私たちも納税者です。私たちの子どもも納税者の子どもです。

府庁で働いている皆さんよく考えてください。これは差別という言葉で済まされないと思います。幼保無償化の対象施設が55000施設その中で除外が88個、0,16%にも満たない。各種学校ということで除外になっている。これが差別でなかったら何なのでしょうか。本当に考えてください。

オモニ東大阪の初級学校の保護者です。
歌「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ行政が差別するな











みんな一緒にシュプレヒコール❗️























大阪朝高オモニ会会長の高さんもアピールです。

オモニ

朝鮮高校と東大阪中級学校に子どもを通わせています。敗訴の第1報が入りました。共同通信のニュースの内容は上告を退ける決定が27日付。現在同様の訴訟が繰り広げられているが確定したのは初めてと。

このニュースを目にしたとき思ったのは、大阪の上告が東京より早かったはず。大阪はどうなったのだろう。東京裁判の判決の衝撃と同時に疑問と違和感で胸のざわつきが止まりませんでした。大阪も東京と同様27日付で上告が棄却されたと知ったのは29日得でした。

ニュースに取り上げられたのはほんのわずかで、その前日はラジオで取り上げられたのみでした。国の逆転勝訴が言い渡されたときは怒りと悔しさで涙が止まらず、怒り狂う自分を抑えることができませんでした。しかし27日付で上告が棄却されて大阪の無償化裁判敗訴確定のニュースは、怒りよりも私たちの置かれている現実を目の前に突き付けられ、この歪んだ日本社会で民族教育、ウリハッキョを守っていく覚悟を問われた気がしました。


先ほど自転車に乗ったおじさんが通りかかり「朝鮮帰れ」と言いました。これが現実です。どうやって朝鮮に帰るのでしょうか。

教えてください。私たちがなぜ今ここに立っているのでしょうか。歴史を知らないのは恥ずかしいことです。悲しいことです。でも必ず後世は伝えてくれるはずです。子どもたちわたしたち朝鮮人にしたこの悪行の数々をしっかりと証明してくれると思います。

戦後先代たちは国を取り戻し、言葉を取り戻し、名前を取り戻し、朝鮮民族の魂を取り戻しました。私たちの前に与えられた権利は先代たちが勝ち取ったものです。

私たちの元気の源は子どもたちです。今日もここに東大阪朝鮮初級学校のオモニたちが立っています。このオモニたちは別に、朝鮮学校の子どもたちにプールや立派な体育館やそういった設備を望んでいるのではありません。ただ自分のルーツを大切にして、自分の子どもが元気で生き生きと自分らしく、学校に通う、これだけのために立っているのです。

朝鮮人としての自らのアイデンティティーをはぐくみ、ありのままの自分で、生き生きと学校生活を謳歌できる権利を勝ち取ること、これは私たちに課せられた最大の責務であり使命だと思っています。先の見えた闘いだろうが、何年かかろうが、敵が巨大なモンスターであろうが、この闘いから一歩も引き下がることはありません。もう一度府庁前で誓います。どんなにあなたたちが私たちを闇に葬ろうとしても、植民地支配がなかったことにしようとしても、私たちは決して負けません。私たちの代で民族教育は絶対につぶさせません。









最後の歌は歌舞団のカン青年の音頭で「勝利のその日まで」❗️❗️

































いつものように駐輪場での申し送りです。国際部長が東大阪初級のオモニ会の方々と府庁内ロビー活動の報告です。















いろんなイベントの紹介です。



























歌舞団の金和美さんが「39感謝の舞台」を応援してくれたみなさんに謝意を表しています。











東大阪初級保護者の皆さん❗️











理不尽な最高裁の上告棄却を決して黙認しません❗️皆さん行動をしましょう!共に❗️더불어❗️









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