ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

兵庫朝鮮歌舞団の初ライブ「花に」(2013年4月10日)

2018-10-27 09:49:41 | イベント



 2013年4月10日、新長田の100数名入るこじんまりした会場で兵庫歌舞団の初ライブ「꽃으로」(花に)が行われました。超満員です。

 暫し写真をご覧ください。鮮明ではありませんが雰囲気だけでも味わってくださいね。

  1.オープニング 歌とトーク















  2.コントと漫才(ボケと突っ込みで会場が湧きました。生活感溢れた素晴らしい話術です。)









  3.弾き語り (英語は知りませんが良く聞く曲でした。ライブらしい雰囲気でしっとりしました。)





  4.金さんのバレエです。素晴らしい!自分で創作されたそうです。朝鮮舞踊の要素も取り入れて

















  5.「上を向いてあるこう」お客さんも一緒にコーナーです。友人や韓さんのオモニムまで舞台に上がられました。







 オモニム、プロのようにお上手でした。長女さんも歌が上手でした。(1990年3月31日ピョンヤンで歌いました)



 6.お待たせしました。韓さんの歌って踊って「ハナろ!」








 
 アイドルです。同胞の中で育ったこのアイドルたちをどんどん応援しましょうね。

 7.鄭さんの「五太鼓遊び」一分の隙もありません。躍動感に溢れた素晴らしい舞台でした。























 8.韓さんの民謡メドレー ノリノリで近畿の歌舞団員たちが舞台に上がり一緒に合わせ踊りました。良いなぁ~













 9.特別ゲスト金剛団歌劇団の金さん「大ピリ」の素晴らしい演奏です。(韓さんとピョンヤン音楽大学通信科の同窓生だそうです。仲間は良いなぁ~)

























 10.最後は「寺堂の舞」男女逆バージョンです。プロの女性舞踊手と一緒に踊っても引けを取らなかった韓さんに拍手!

































 最後の挨拶です。本当に素敵なライブだった。何回でも行きますよ。10歳は若返ったような気がします。



 













 受付で挨拶する3人、たった3人で1時間半を素晴らしく楽しませてくれました。笑いあり、涙あり、感動ありの素敵なコンサートコマっツスムニダ!






 歌舞団はこうあるべきです。兵庫歌舞団がどれほど同胞から慕われているかを目の当たりにしました。

 全国の歌舞団が多分こうであろうと思います。

 歌舞団、歌劇団を共に応援しましょう。

 彼らは在日のいいえ、朝鮮民族の宝です!
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詩 「手」(バイリンガル)2000年6月15日 作(訳 2015年6月15日)

2018-10-27 09:27:09 | 詩・コラム
2000年6月15日、もう18年が過ぎたのにあの日の感動を忘れることができません。

 その日、教室で生徒たちと涙を流しながら両首脳が固く手を取り合う感動の瞬間を見ました。その日の夜に書いた詩です。




 

[손]

그 순간
두손 맞잡은 순간
내 가슴의 얼음덩이는
뜨거운 이슬되여 흘러내렸다

평양의 하늘아래 펼쳐진
사랑의 화폭이여
꿈만 같은 상봉의 순간에
자꾸만 떠오르는 그리운 얼굴들이여

넋이라도 고향에 묻어달라 당부하시며
두눈 못감은채 숨지신 부모님도
이젠 시름 놓고 고이 잠드실가

이날 위해 낮과 밤이 따로 없었던
분회장도 분국장도 울며 웃는다
몇십번 잔 찧으며 손 잡고 춤춘다

미움보다 사랑이 더 뜨거움을
내 가슴에 심어준 두손이여
믿음만이 우리 겨레 살리는 길임을
내 심장에 새겨준 두손이여

떨어져 살수 없는 우린 살붙이
한 피줄로 손 맞잡고 나갈 때
통일의 꽃대문은 열려지리니

마주잡은 두손은 우리모두의 마음
추켜든 두손은 우리모두의 결심

하나된 큰손은 바로 나의 손
통일렬차 타고서 나도야 가련다
푸르른 조국강산 후대들에게 넘길 날
내 손으로 고향땅 쓰다듬으리

      (2000年6月15日)

     「手」

その瞬間
手と手を取り合った瞬間
胸の中の 氷の塊は
熱い露になり流れ落ちた

ピョンヤンの空の下で繰り広げられた
愛の画像よ
夢のような出逢いの瞬間に
しきりに浮かび上がる懐かしい顔たちよ

魂だけでも故郷に埋めてほしいと願われ
両目も閉じれないまま逝かれた両親も
今は心安らかに眠られるでしょうか

この日のために昼夜を問わなかった
分会長も文局長も泣いては笑い笑っては泣く
何十回も 杯酌み交わし手を繋ぎ舞い踊る

憎しみよりも愛がより熱いことを
私の胸に植え付けてくれた二つの手よ
信じることだけが我が同胞を生かす道であることを
私の心臓に刻んでくれた二つの手よ

分かれては暮らせない 私たちははらから
一つの血筋で手を取り合い進むとき
統一の門は開かれるであろう

握り合った二つの手はわたしたちみんなの心
突き上げた二つの拳はわたしたちみんなの決心

一つになった大きな手はまさしく私の手
統一列車に乗って私も行こう
青い祖国の山河を後世に託す日
自分の手で故郷の地を撫でさすらん

     (訳 2015年6月15日)

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