ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

10月24日,266回目の火曜行動」です。

2017-10-24 17:34:12 | 火曜日
やっと雨が上がり中途半端な天候の中、府庁前に向かいました。最近はほとんど地下鉄で向かっています。時間が無いので、、、






みんなが久々に登場された長崎由美子さんに「お疲れ様でした」と挨拶をされていました。

3キロほどお痩せになったけど第一声はいつもと同じ、あたたかく力強いアピールでした。


今日のレポーターは春母会の陶山さんです、写真は松尾さん、よろしくお願い致します^ - ^







長崎さんのアピールです。

*長崎さん

朝鮮学校で学ぶ子どもたちの笑顔と夢を奪わないでほしい。そんな思いで2012年の4月17日から毎週火曜日お昼休みにここで訴えています。

今皆さんにお配りしているビラには、来て、見て、知ってということで、大阪府下の朝鮮学校の公開授業が次々とあります。なぜ民族学校で学ぶのか、どんな勉強をしているのか、日本の中で守ってきた民族学校の実際を知ってほしい.相手を知らずして決めつけだけで物事を決めていないか。

22日国政選挙が行われました。小選挙区の中で残念ながら与党が勝利したけど、大阪では朝鮮学校の問題やヘイトスピーチにも声をあげ一緒に戦ってきた辻元清美さんや尾辻かなこさんたちが当選しました。多様性を認めて一緒に生きている社会がいいんだと、そういう声が多くて力を得たということは、子どもたちが学ぶ場を保障していく民意が現れたと思う。


 なぜ毎週訴えるのか?ここにきているのは子どもたちが朝鮮学校で学ぶために力を尽くしているオモニ(お母さん)・アボジ(おとうさん)・ソンセンニム(先生)当事者とともに、多くの日本の支援者の人たちです。この日本の中でお互いを大切にする社会を作っていきたい、障碍者や在日外国人とともに生きる権利を認め合って、過去の歴史をしっかり見据えて東アジアの人々と仲良くしていく、そんなさまざまな活動をしている人たちです。

子どもたちの未来と命を守るために原発はいらない活動をしている人もいます。ここに来るといろんな立場や思いが一つにつながって、そのつながりの中に朝鮮学校の子どもたちの笑顔があると思います。この秋、公開授業をぜひ見に来てください。のびのび学び、先生や友達と交流する姿、学校に来た人に明るく元気に挨拶する姿を知っていただきたい。


 また、明日25日、天王寺で大阪アクションがあります。その場には、ヘイトスピーチを在特会から受け、勇気をもって本名で裁判を起こしているリシネさん、ピース大阪裁判で歴史的勝利を収めた、代表竹本さん、当事者のオモニ・卒業生、勝利的裁判の弁護士リスンヒョンさんもアピールします。一人でも多く参加してください。終わった後は楽しく交流しましょう。


 21日服部さんの選挙応援に沖縄から山城博冶さんがやってきました。辺野古でずっと座り込みしてきて何度も逮捕されました。応援の言葉で、排除されてもまた座り込む、もっと強く手をつなぐ、勝つためにはあきらめないことと語りました。大人が声をあげ続ける、あきらめない姿を次の世代につなげていくことが大事だと、山城さんの話を聞いて思いました。


 火曜日行動に朝鮮学校の生徒さんも来ました。自分たちが受けている悲しい思いつらい思いを、次の世代の弟や妹たちに渡したくない。だからハッキョを大切にし守っていくと訴えます。


 ヘイトスピーチのない大阪、在日が多いこの大阪で万博を目指すなら、大阪府が差別をしていることはマイナスだと思う。アジアから来た人が大阪はいいなあと思うようにすることが大阪の発展になると思う。

 近くの朝鮮学校にぜひ足を運んでください。(レポート陶山)







北大阪ブロックの方々が早くから大勢来ておられます、李香代さんが差し入れを持って来てくださいました、後でみんなで分けていただきました。








火曜バンドの皆さん❣️



















イケメン三銃士健在です❣️











森本さんのアピールです。

*森本さん。

 今回の選挙期間、一人で大和高田駅で三線を弾いて短歌を読んで、配って訴えました。

1、国難は キミのことだよ 国民の 鉄槌受ける 時は今

2、何のため 我ら生きてる 公示日に 思うはぼくが ぼくであること

3、国政の 場から逃げ出す 国民に 信問うひとに 信を与えたら

 選挙結果は、安倍政権がゴリ押し進めてきたが、反対する側がバラバラになった結果だと思う。

戦争国家になっていく印象を受けるがそうではないと思う。

服部さんの応援に茨木駅に行ったらすごい人だった。沖縄の山城博冶さんが来て盛り上がった。安倍政権許さないという空気が充満していた。全国の国民の思いが集約されていた。惜しくもかなわなかったが落胆することない。

新聞テレビに現れない国民の思い・願いをよく表していると思う。一つの契機にしてこれからもがんばっていく。(レポート陶山)












韓さん!








歌舞団の舞姫も❣️





柴田さん、沖縄から臨時で帰って来ました。又すぐ行くそうです、ちょっとの休息の合間にも府庁前に駆けつけてくれた日本の若者に感謝です^ - ^




くっすんさんの愛のキャンディの配達です。



一粒のキャンディがどれほど参加者たちの癒しになっているか、ご本人も気づいていらっしゃらないと思います。いつもいつもコマッスムニダ❣️




李さんのアピールです、声が透き通り遥か彼方まで聞こえそうです。

*北大阪のオモニ

 アンニョンハセヨというのはおはようございます・こんにちは・こんばんはのあいさつです。このアンニョンハセヨで、笑顔になり握手をしハグをし、心が温かくなるのです。

この場で5年半、アンニョンハセヨとアピールしてきました。日本の言葉で石の上にも3年という言葉があります。私たちの国の諺にも、真心があれば石の上にも花が咲くと言います。

5年半の訴えに大阪地裁が正義の判決、真っ赤な花が咲きました。でも東京で踏みつぶされました。日本の国が民族教育の権利を与えたことは一度もありません。オモニやアボジや先輩たちが勝ち取った権利なのです。


 この前5年半、ここに立ち続けた方が、火曜日行動の歴史的事実を後世に残さなければならないと言って、つづられました。それを読みながら、延べ11300人以上の方が参加し10万3300枚以上のビラを配り続けてきたとつづられていました。

この言葉が皆さんの胸にどのように伝わっているのでしょうか?この歴史観や世の中の動きを正しく判断できる気持ち、目を持ってほしいのです。

この前松井知事は声高々と、増税しなくても大阪は無償化していると言っていました。在日朝鮮人・韓国人から納税させておきながら、学ぶ権利・無償化の権利を踏みにじっておきながら、よくもこんなことがいえるものだと身震いしました。


大人たちが偏見の目と差別の目、排除の目を持って成長しています。こういう大人たちの見せる姿でこの日本の若者が正しく育つでしょうか戦争の危機を煽り、まだ続くべ政権にNOを突きつける正義と真実を守る持たないとだめだと思いました。正しく育っている子どもたちを踏みにじらないでくだい。


 もし反対の立場に立って、日本の子どもたちが外国に行って、その国の人々から、「日本の人好きじゃない」と言われたり、基本的権利を与えられなかったりしたらどうでしょう。家の外で玄関先で、棍棒を持ち銃を持ち襲いかかってこようとするとき、身を守ろうと何かを手にするはず。

今まで私たちの国からよそを侵略したり攻めた歴史はありません。正義を正義と言える勇気を持ってほしい。12月6日、補助金裁判がある。勇気ある正しい判決が出ることを願っています。(レポート陶山)





若者代表の申さん、出張からの帰り道です。








パクリョンヒさん、体調と相談しながら駆けつけてくれました。





オーミヤさん。いつまでも初々しいです。





北大阪の保護者のみなさん。




気いつけや、あんたの事やで〜〜でお馴染みの金亜紀さんのアピールです。

*オモニ


 「気いつけや、あんたのことやで その差別」毎週訴えていることどれだけ届いているでしょうか。今日、赤ちゃんを連れてここに立ってイルオモニがいます。2年前私が自分の赤ちゃんを連れて1月に火曜日行動に来た時のこと、絶対忘れません。

チラシを配り松井知事にお会いした時です。子どもを連れたママ友が「この子に赤ちゃんに教育を受ける権利があるのかないのか」問いかけました。その時松井知事は「ない」と吐き捨てました。一生忘れません。


何回も訴えましたが皆さん忘れましたか?言われたほうは忘れないのです。皆さんが社会を変わらせる職に就いているなら、私たちの声を聴き流さずに受け止めてください。

違いを認め合う豊かな社会を作ろうと大阪府が頑張っているのも知っています。豊かさとは違いを認めるところからしかはじまりません。

大人が排除したら子どもはそれを習います。子どもは大人の背中を見て育ちます。知らないから偏見を助長します。朝鮮学校のことをもっと知ってください。朝鮮学校は門を開けて待っています。豊かで安心で住みよい大阪を作りましょう。


*長崎さん
 松井知事からは今だ回答はありません。(レポート陶山)








火曜バンドは演奏を1時間ずっと続けています。





アピールを繋いで下さる長崎さん






















珍しいツーショット














大村さんもアピールです。

*大村さん

 安倍は選挙中、北朝鮮の脅威を利用して日本人の心をつかんだ。安全幻想を抱かせて多数を確保した。北朝鮮の脅威を煽ることの先に何が見えるか。こんな話をされたオモニがいました。

テレビ局が北朝鮮でことがあれば、その映像がないので朝鮮学校でも写しとけ。そういう風にテレビ局の人から聞いた。朝鮮学校がそういうことに使われるのか。この先に朝鮮学校の子どもたちがどんな思いでいるかということが見えないのでしょうか。

Jアラートがなった。その先に見えるものは何か。あるアボジが言われました。Jアラートがなった時に「あ、自分の子どもは大丈夫だろうか」朝鮮学校に子どもを通わせているアボジ・オモニはそんな思いを抱いているのです。

私たちはこの日本・大阪の中で隣人として友人として付き合っている在日朝鮮人の人たちの思いを無視して生きているのか。そういう思いを今回の選挙を通して感じました。

私たちの何気ない言葉、今朝鮮学校を排除している。この中に日本人には痛みもしないことが、在日の人たちにとったら生死にかかわることもあることを考えるべきだと思います。(レポート陶山)










李香代さんもアピールです。

*オモニ

 先日94歳になるおばあさんが亡くなりました。1世です。葬式で九州に行ってきました。その時偶然おじいさんが持っていた「イチョンジャムン」という本を見つけました。その本には昭和9年11月20日と書いてありました。日本の植民地時代に書かれた「二千字文」という貴重な本で、その中には漢字とカタカナの日本語とハングルが書かれていました。

その本におじいさんの名前が、姓がなく書かれていました。昭和9年当時、日本は祖父たちの名字を取り日本名・通名を名乗らせていたのです。本の後ろには大きく草野きせいと書いていました。その本を持って日本に渡ってきたのです。

その本を見て思ったのは、今の韓国のソウルの廣韓書林という書店が出してる本です。その中に昭和10年と書いてあって、またその当時の京城府と書いてあるのですが、京城府というのは大阪府と同じです。日本が統治していたことを意味する住所が書いてありました。そういう事実があったから私たちがこの日本にいるのです。

日本で日本人としてでなく在日朝鮮人として、この日本でどのように暮らしていかなければいけないか。その当時のように、今の安倍政権は私たちの子どもたちに、日本の教育を強要しようとしているのではないでしょうか。日本と同じ教育をすれば無償化されるのでしょうか。

こんなにたくさんの日本の方が協力している中で、こんなこと言うのは申し訳ないですが、今一度、なぜ私たちがここ日本で民族教育を続けなければいけないか考えていただいたらありがたいです。7月28日の正しい判決を全国に広げてほしいです。(レポート陶山)







「昭和10年9月1日印刷 京城府鐘路2丁目42番地と完全に日本の年号、都道府県として朝鮮を植民地支配した様子が伺えます。」(fbから転載 香代さんのコメント)















最後は「勝利のその日まで❣️」カンさんのリードです。












いつもの様に駐輪場で申し送りです。






岐阜の安西玲子さんからの激励のお手紙とチョコレートの差し入れが紹介され、みんなでいただきました、ありがとうございます^ - ^










先週はテストの採点の為に直ぐ学校に戻りましたが、今日は地下鉄組で食事に行きました。鯖の味噌煮定食がとても美味しくて幸せでした。











帰りは地下鉄に乗らず久しぶりに来られたパクさんと大阪城公園内をゆっくり秋を楽しみながら歩きました。来週も頑張ります。
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