まさしく、「日本のおばあちゃん」女優No.1でした。
明治生まれで亡くなったのは平成17年(2005)ですから、明治、大正、昭和、平成と4つの時代を生き抜かれた。満96歳の大往生。最高齢女優としての記録も未だ破られていません。
この方の場合、代表作と言われても困るんですよね。本当にどこでもいる普通のおばあちゃんという感じで、その辺にちょこんと座っていたりする。余りに普通過ぎて、どの作品に出てたのかよく思い出せない。
唯一印象的だったのは、市川崑監督の映画『悪魔の手毬唄』で、事件の鍵となる手毬唄を歌いながら、トントンと鞠を突いている姿が、妙にこじんまりしていて可愛らしかったのを覚えています。
背中を丸めながらちょこんと座って、眼鏡の奥にある小さな目はいつも静かに笑ってる。そんな日本の典型的なおばあちゃん。
こういうおばあちゃんを演じられる方、いなくなってしまいましたねえ……。
誰もがこんなおばあちゃんに癒されたい!!!って思えるそんな存在でしたよね。 そんな女優さんがもういなくなって非常に残念ですね…。
御冥福をお祈り致します。
新曲のPRかねてかなー?
座敷わらしの、おばあちゃんバージョンって感じの方でしたね。
ぽかぽか日の当たるえんがわで、
ねこを膝に抱いてこっくりこっくり居眠りしてる。
絵になる方でした…。
『やすらぎの郷』、倉本聰脚本の奴ですね。ちゃんと見たことはないですが、石坂浩二と浅丘ルリ子が共演しているのにはちょっとびっくりですが、時の流れと、お互いプロだということなんでしょうかね。
浅丘さんご本人には一度お会いしたことがあります。少女のようなしゃべり方をされる方で、精神年齢の若い方なんだなと思いましたね~。