風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

新克利

2019-04-05 05:34:19 | 名バイプレーヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時期、関口宏さんの兄だと思われていたそうですが、関口さんとの血縁関係は一切ないそうです。

 

声質などが似ているので、勘違いされたようですね。

 

 

石井ふく子プロデューサー制作のドラマ、『肝っ玉母さん』や『ありがとう』などでは誠実な人物を演じていたそうですが、私のイメージとしてはやはり、

『必殺仕置屋稼業』で演じた、スケベで奔放な生臭坊主、印玄が強烈な印象として残っていますねえ。

 

印玄の殺し技は、相手を無理矢理屋根の上に連れて行って、屋根から突き落とすという、かなり強引な力技。この印玄役は新さん最大の当たり役といっていいと思います。

 

時代劇では割と荒々しい人物を演じることが多かった印象がありますね。丹波哲郎が長谷川平蔵を演じた、1975年版『鬼平犯科帳』では小房の粂八役で出演、粂八役といえば蟹江敬三さんですが、新さん演じる粂八は蟹江さんに比べてずっと荒々しく凶悪な印象です。

 

1971年に一年間に亘って放送された時代劇『大忠臣蔵』では赤穂義士の一人、不破数右衛門役で出演。後先考えず向こう見ずに突っ走る荒々しくも真っすぐな人物を楽し気に演じています。

 

『大忠臣蔵』、私はまだ第2話までしか観ておりませんが、なかなか面白い作品です。三船プロとNET(現・テレビ朝日)制作で、三船敏郎の下に当時考え得る限りのスター級の俳優がこぞって出演しているようです。その製作費は10億円とも云われているようで、どうやらテレビ時代劇としては破格のスケールのものらしいです。

『大忠臣蔵』については、いずれ改めてご紹介することもあるかとおもいますので、その時までのお楽しみということで(笑)

 

 

『八甲田山』、『二百三高地』、『226』などの映画でも活躍されている名バイプレーヤー。御歳77歳。まだまだ活躍していただきたい名優です。

 

好きですねえ。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チャメゴン)
2019-04-07 21:57:06
新克利さん、ですね。覚えておきます!!!
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Unknown (薫風亭奥大道)
2019-04-08 06:36:23
チャメさん、はい、憶えておいてね。
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Unknown (出戻り銀次)
2019-12-24 13:14:25
こんにちは。新克利さん、懐かしいです。草刈正雄主演『華麗なる刑事』(1977年、フジテレビ・東宝)での田島大作刑事役が印象深いです。
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