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映画『ボヘミアン・ラプソディ』11月公開!

2018-06-01 09:09:32 | エンタメ総合













伝説のロックバンド、クイーンのヴォーカリスト・フレディ・マーキュリーを主人公とした映画『ボヘミアン・ラプソディー』が、本年11月に日本でも公開されるそうです。


映画はバンド結成から1985年のチャリティーイベント『ライヴ・エイド』に出演するまでを描いたものだそうで、つまりはバンドの栄光の軌跡を描くというところで留まっているわけで、その後のフレディの死とその原因についてはほとんど描かれないらしい。


どうなんでしょう?伝記映画としては少々中途半端な気が……。




ロックバンドの伝記映画といえば、1986年に公開された映画『シド・アンド・ナンシー』があります。セックス・ピストルズのメンバー、シド・ヴィシャスとその恋人ナンシー・スパンゲンとの破滅的な恋愛を描いた映画で、シド・ヴィシャスを演じたゲイリー・オールドマンはこの映画での演技が評価され、性格俳優としての地位を確立させていきます。

麻薬中毒者を礼賛しているなどの批判はありましたが、私は特にそうは感じませんでしたね。結局彼らは人生を破滅させていくわけで、そこに何を感じるかは観る人次第です。



1991年には、ベトナム戦争時のアメリカを代表するロックバンド、ドアーズのヴォーカリスト、ジム・モリソンを主人公にした映画『ドアーズ』が公開されます。時代の空気の中で、反社会的カリスマとなっていくジムでしたが、ドラッグなどが原因で若くして亡くなり、恋人もその後を追って自殺するまでが描かれています。


監督は『プラトーン』で名を上げたオリヴァー・ストーン。ジム・モリソン役にはヴァル・キルマー。その恋人役にメグ・ライアン。バンドメンバーには『ツイン・ピークス』のカイル・マクラクラン。



2010年には女性初の本格的ロックバンド、ランナウエイズの栄光と挫折を描いた映画『ランナウエイズ』が公開されています。バンドのボーカリスト、シェリー・カーリーを演じたのはダコタ・ファニング。



上記の作品も機会があれば御覧いただければ。







それにしても懐かしいですね、「ライヴ・エイド」。アフリカ飢餓難民救済プロジェクトとして始められたイギリスのミュージシャンたちによる「バンド・エイド」が発端となり、世界中のミュージシャン・アーティストを巻き込んでの一大ライヴ・プロジェクトとして開催されたものです。

会場はイギリスのウエンブリー・アリーナとアメリカのJFKスタジアム。ジャンルを問わず多数のアーティストが参加しました。へヴィ・メタルからはジューダス・プリーストやブラック・サバス(オリジナル・メンバーによる一夜限りの再結成)、フィル・コリンズをドラマーに迎えた再結成レッド・ツェッペリン等々、その他エルトン・ジョンとかデヴィッド・ボウイ他、多数出演の前代未聞のライヴ・プロジェクトでした。

日本からはスタジオ・ライヴによる参加ということで、オフ・コース、矢沢栄吉、ラウドネス、佐野元春の4組のライヴが世界中に中継されました。


ホント懐かしいですねえ。このライヴは世界中でテレビ中継され、私も夜通し観ていましたね。ジミー・ペイジがギターの練習をしていないのが丸わかりのド下手な演奏で(笑)『天国への階段』を弾いたり、サバスのドラマーがいかにも不健康そうでちょっと心配だったりとか、そんなことばっかり憶えてます。


そんな中でもクイーンのライヴ・パフォーマンスは圧巻の一言だったのを憶えてます。当時のクイーンは低迷しており、解散も囁かれていたのですが、このライヴをきっかけに人気が再燃しバンドは急浮上しました。

ある意味バンドの最盛期で映画を終わらせるというのは、それはそれで綺麗な終わり方ともいえ、その後起こった悲劇を今更再現したくない、見たくないというバンド側の意向があったのかもしれませんね。




稀代のカリスマ・ミュージシャン、フレディ・マーキュリーの栄光の日々を綴った映画『ボヘミアン・ラプソディ』。11月公開!

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2 コメント

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Unknown (チャメゴン)
2018-06-02 07:05:55
11月に公開の『ボヘミアンラプソディー』ですね、観てみま〜す。ほんまかい!
よく考えてみたら『パシフィックリム』も、まだ観に行けてないんだった〜(>人<;)
We are the world〜♪ 懐かしいなぁ〜。
お兄様はライブ中継ご覧になっていたのですね。
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Unknown (薫風亭奥大道)
2018-06-02 09:37:03
チャメさん、はい、見てました。半分寝ちゃってましたけど(笑)
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