風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

 「ももクロと平和と日本」 PINKの章

2014-07-07 12:08:16 | ももクロ


                      
                      【ももクロのアイドル】佐々木彩夏:PINK 




アカリ照らせどこまでも レイニー雨が降ったって

いつかいつか届くのカナ,コの想いは

シオリはさむ夢の頁 シャイニーくもも,かがやくよ

がんばるタフな仲間たち アヤカっていざ!



逆境こそがチャンスだぜぃ 雨も嵐も

さあ来い!さあ来い! 体は張りまくり

事情なんて乗り越えて 君に合いたい

合いたぃ!合いたぃ! スットコドッコイ!!

一生一度チャンスだぜぃ ピカピカ光れ

探せ!探せ!輝く未来をoh

天下を取りに行くぜぃ いざ気合い根性満開覚悟情熱全開

おみしりおきっ。

(作詞:村野直球、作曲:Narasaki、歌:ももいろクローバーZ
「ピンキージョーンズ」より一部抜粋)






ももクロちゃん達の礼儀正しさはかなり有名なようです。

つい先日も、あの偏屈で有名な(失礼)伊集院光氏がベタ誉めしていました。

ももクロのしおりんこと玉井詩織から、CDや書籍を献品された際、

「お邪魔でしょうけど、お時間ありましたら良かったら聴いて下さい。よろしくお願いします」

と言われたとか。丁度自身の著書をどう言ってプレゼントするか悩んでいたときだったということもあり、

「娘ほども齢の離れた人に教えられた」とえらく感心していたようです。


これは事務所、特にマネージャーの川上氏の教育が行き届いているという部分もあるとは思いますが、それだけであるとは思えませんね。基本的に彼女たちの心に刻み込まれた“想い”があってこそのことなのでしょう。

その思いとは、「感謝」です。


ほとんど客のいない路上パフォーマンスからはじめて、現在に至るまで、一緒に走ってきてくれたモノノフさんたちやスタッフたち、そうした人達に支えられた御蔭で今の自分達がある。

路上パフォーマンスの頃、例え僅かの人達でも、手を叩いてくれた、声援してくれた人たちの存在がどんなに有難かったことか。

見知らぬ人達との路上での出会い。そうして出会った人達一人一人への感謝の想い。

その感謝の想いを、未だに忘れていないんですね。

 


ももクロのライヴの終り。全員で客席に向かって御辞儀をするわけですが、彼女たちは180°頭を下げ、その姿勢のまま約30秒間動かない。

こんなに丁寧な御辞儀をするアイドルやアーティストが他にいるのでしょうか?演歌歌手の方でもどうでしょう?なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。

もちろんこれだって、最初は事務所側の指導だったでしょう。

しかし、何度も何度も繰り返し続けているうちに、それは彼女たちの身体に刻み込まれ、心に刻まれる。

彼女たちの感謝の想いと、礼の形とが一つになって行く。

そうした形の繰り返しが、やがて彼女たちの日常の行動にも波及して行き、常態化して行くのです。

だから、しおりんの言動にしても、一々誰かに指導された通りのことを行っているわけではないのです。自然に出来ているのです。



礼儀を教える「躾」というものが、いかに大切か、ということですね。

躾は結果的に他人様にも良い影響を与えます。礼儀正しい態度を取られると気持ち良いし、感心、感動もする。

感動は「感謝」の念を起こさせ、その相手を支援、応援したくなる。

芸能記者やお笑い芸人さんたちをはじめ、ももクロが業界内で評判が高いのは、そうした「礼」の積み重ねなのでしょう。その評判の良さは、ももクロの活動を下支えしていくことになって行く。



ももクロの快進撃の裏には、彼女たちの礼儀正しさも大きな要因の一つとなっているのです。


……これ、前回の記事にした方が良かったかな?(笑)

まあ、しおりんだけの事を語っているわけではないので、ご容赦を。


            

                  
                  あーりんロボ




今年の春、あーりんこと佐々木彩夏が足を骨折してしまい、しばらくの間踊ることが出来なくなってしまいました。

普通だったら完治するまでの間、ステージには立たないことになるのでしょうが、そうはならないのがももクロ。

佐々木彩夏は「あーりんロボ」となって、踊りこそしないものの、ステージに立ち続けたのです。

これだって、事務所側の一方的な支持とは思い難い。本人の意思がなければ、こんなことにはならないでしょう。

自分がステージに穴を開ければ、その分メンバーに迷惑がかかるし、なによりライヴにわざわざ来てくれるモノノフさん達に申し訳ない。

あーりんのプロ意識が、ステージに立たないという選択を赦さなかった。

そのプロ意識の根底にあるもの、それはやはり「感謝」の想いだと、私は思います。




素敵な娘さん達ではないですか。まあ人間ですから、色々あるでしょうけれど。私は基本的に、この方々を支持したいです。





現代の「やまとなでしこ」ももクロ。こういう素敵な方々が住む国を、文化を、伝統を、

このままのかたちで、守りたいですねえ。




                
                あーりんやす



                  






ではまた、次回。  

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5 コメント

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礼に始まり礼に始まる。 (Unknown)
2014-07-07 20:56:47
道徳観と思います。これが、攻撃と防御で自分の意識意思と知らない幸福運動ですかね?
厳しさからの学びと智恵は感謝と思います。感性と環境経験の厳しさは、大きく育てられた。
いろいろのバランスでの快進撃なのですね。女性だから、若いから、芸能人だからの目線じゃないのですね。ひとりの人間としての生き方ですね。私も薫風亭さんのお話をお聞きしまして、素晴らし素敵と感じました。職業は関係ないのですね。お疲れ様です。ありがとう御座います。m(__)m。
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Unknown (薫風亭奥大道)
2014-07-07 21:32:51
「礼に始まり礼に終わる」本当にそうですね。生き方、人間性、礼というものは、結果的に他社をも巻き込みながら、一人の人間を作り上げて行くんですね。玲という者は、基本他人のために行うことで、それが結果的に自分を生かすことに繋がって行く。深いですねえ。

いつもありがとね。一つでもコメントあるのと無いのとじゃ、結構テンション違うのよね(笑)正直な話。

ホントに、いつもありがとうございます。
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Unknown (薫風亭奥大道)
2014-07-07 21:34:11
他社×
他者○

玲×
礼○

玲さんゴメン。
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Unknown (玲玲)
2014-07-08 19:54:58
えっ呼んだ?呼んだ呼んだー!だっけ?
全員の名前が呼べる歌詞なのね?顔だけだったらももかが一番タイプなんだが、れにちゃん推しになります。
伊集院って偏屈だったの?共感してラジオ聴いていた私も偏屈だ(笑)
伊集院奥さんアイドルだったし、その奥さんとのエピソードも好きで。あと立川談志をゲストに呼んで(談志は伊集院静と間違えて仕事を受けた)それは録音したカセットテープがまだどこかにあります。
伊集院が素直に感心して良かった~。
本当にももクロって凄いし、このまま行って欲しい。
本当に今の平和が続いて欲しい。
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Unknown (薫風亭奥大道)
2014-07-08 21:07:47
玲さんはれにちゃん推しかあ。ももクロの推しメンって、不思議と綺麗にバラけるんですよね。ライヴ会場でモノノフさんたちが振るサイリウムの色を見てても、偏りがないんです。あれは考えてみると凄いことだなあと。同じことをマキシマム・ザ・ホルモンのメンバーが語ってました。名前はわからないけど、身体の大きなヴォーカル兼ギターの方はあーりん推しだそうです。ロック・バンドにも好かれるももクロちゃん。
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