お気楽忍者のブログ 弐の巻

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琵琶湖博物館6 世界の古代湖

2022年02月28日 18時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編3)

2016年の第一期工事でリニューアルした琵琶湖博物館水族展示室の続きです。

写真の渓流魚はアマゴでしょうか

サツキマスの河川残留型(陸封型)ですね。

モツゴやタナゴ類などの在来の淡水魚たち。

河川上流域に生息するカジカ(大卵型)。

琵琶湖博物館では希少種や地域種、絶滅危惧種の淡水魚の繁殖にも積極的に取り組んでいます。

水鳥のコーナーではユリカモメ(上)やカイツブリ(下)が飼育されてました。

カイツブリは琵琶湖を代表する水鳥で県鳥にも指定されてます。

カイツブリは鳰(にお)の別名があり、平安時代の書物では琵琶湖のことが鳰海(におのうみ)と表現されてました。

最後のコーナーは『古代湖の世界』と題して、琵琶湖と同じく10万年以上存在している世界の古代湖の水生生物たちを紹介しています。

樽のようなまん丸い体が可愛いバイカルアザラシ

第一期リニューアルで琵琶湖博物館の水族展示室にやって来ました。

バイカル湖はロシア南東部にある3,000万年以上の歴史を持ち、琵琶湖の46倍の面積があります。

アフリカのタンガニーカ湖に生息するオレオクロミス・タンガニカエ。

タンガニーカ湖固有種で、雌は稚魚を口内保育するシクリッド科の淡水魚だそうです。

同じく、アフリカのマラウィ湖に棲むお魚たち。

この湖だけで800種のシクリッド科のお魚が居て、現地の人達の重要な食糧になってるそうです。

日本と違い、淡水魚がカラフルなのが面白いですね~ 

2億5千万前からその姿を変えていないとされるチョウザメ。

北半球の亜寒帯から寒帯に生息する硬骨魚で、その卵はキャビアとして珍重されてますね。かつては北海道の石狩川にも遡上してきたそうです。

薄暗い水槽内をチョウザメが泳ぐ姿はおとなしい性格の魚とはいえ、サイズが大きいからかなり迫力がありました。

ふれあい体験室

微生物の世界を紹介する『ミクロの世界にようこそ』のコーナーも第一期リニューアルで登場しました。

写真のオブジェはノロミジンコ。

琵琶湖に生息する実物のノロは1cmほどのサイズで、まるでエイリアンのような形をした生物ですが、これでもミジンコの仲間なんです。

ノロミジンコは本州、北海道のいくつかの湖に生息していて、滋賀県では湖北の余呉湖に生息してるそうです。一度、本物を見てみたいもんです。

様々な水生微生物をモニター付顕微鏡で観察できたりするMicro Bar。

たくさんの子供たちが顕微鏡で微生物の世界を覗きこんでました。

ミジンコのオブジェ。

お次は第二期リニューアルで新しく登場した『おとなのディスカバリールーム』を紹介します。

つづく

過去記事<琵琶湖博物館5 水の生き物と暮らし

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