お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

びわこベース ビワヨシの婚姻色

2024年10月03日 20時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

9月29日

びわこベース(滋賀県大津市)

びわこベースは元京都水族館副館長の関慎太郎氏が2022年に琵琶湖畔に開設した小さな水族館で、希少な淡水生物の生体展示の他、生息域を失った生き物を一時的に預かる生息域外保全の取り組みをされてます。

展示水槽には、このブログでお馴染みの顔ぶれの他、初めて見る国内外の淡水生物がたくさんいて、興奮しっぱなしの管理人でした ww

川葦登(カワヨシノボリ)

西日本の河川上流域に生息するカワヨシノボリですね。地元ガサで最も多く網に入るヨシノボリでもあります。

琵琶葦登(ビワヨシノボリ)

琵琶湖固有のヨシノボリで、普段は琵琶湖の中層に生息してますが、初夏になると産卵のため浅瀬にもやって来ます。

この個体はまだ美しい婚姻色を保ってました。

ビワヨシの雄は初夏の繁殖時期になると、体色がオリーブ色になり、鰭の端部が青白くなります。

びわこベースのテラスから眺めた琵琶湖。曇り空だったのがちょっと残念。。

手前にはJR湖西線の線路が横切ってます。

クモマダラハゼ

絶滅危惧Ⅱ類:絶滅の危険が増大している種

国内では八重山諸島や沖縄諸島の沿岸部や河川に棲むノコギリハゼ科のお魚で、成魚になると40cmにもなるそうです。

1974年に上皇陛下がホシマダラハゼを新種として記載され、後にその中に複数種を含むことがわかり、昨年にその中のひとつが新種のクモマダラハゼとして学術誌に新種記載されたそうです。

蛇目鯊(ジャノメハゼ)

絶滅危惧ⅠB類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

ジャノメハゼも沖縄や奄美のマングローブに生息する汽水魚だそうです。

尾鰭の付け根に黄色い縁取りの黒丸があるから蛇の目なのかな。

為朝鯊(タメトモハゼ)

絶滅危惧ⅠB類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

種子島、屋久島に生息するタメトモハゼも30cmになる大型種。河川の上流から中流域に生息してるそうです。胸鰭の黄色とブルーの瞳が綺麗ですね。

源為朝上陸の碑がある名護の屋部川で初めて見つかったことから、この名前が付いたんだとか。。

鮕鮘(コウタイ)

台湾や中国の長江以南に生息するタイワンドジョウ科のお魚で、日本では外来種として大阪府でも生息が確認されてます。

様々な品種改良も行われていて、ペットとしても輸入されてるそうですね。

山ノ神(ヤマノカミ)

絶滅危惧ⅠB類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

降河回遊の生活史をもつカジカ科のお魚で、国内での生息域は九州有明海流入河川だけに限られている希少な淡水魚です。

つづく

過去記事<びわこベース  鯰と泥鰌

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イオン限定トミカプレミアムの2000GT

2024年10月03日 12時00分00秒 | トミカプレミアム

本日はミニカーのお話です。

9月28日にイオン限定で発売されたAEONオリジナル トミカプレミアム「トヨタ 2000GT」をご紹介。

発売情報が明らかになった時点では購入する気はありませんでしたが、店頭で見ちゃうと誘惑には勝てませんでした

ベースは2018年にトミカプレミアムNo.27として発売された2000GTですね。

このブログでも2000GTミニカーの記事は50回近くアップしてるから、実車の紹介は割愛。

ドア開閉ギミックも付いてる良モデルだけど、これぞ特注モデル!といった特徴は無いですね。。

トミカプレミアムのイオン限定モデルとしては23年発売のシルビアに続く第2弾になるのかな? 

まぁ、1年に1回くらいの発売ペースならいいのですが、2か月に1回なんてなるとそら恐ろしいです

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びわこベース 鯰と泥鰌

2024年10月03日 01時00分00秒 | 水族館・動物園紀行

琵琶湖大鯰(ビワコオオナマズ)

まだ若魚ですが、ビワコオオナマズは成長すると体長1mにもなる琵琶湖のヌシで、日本三大怪魚のひとつ。

2年前に管理人も友人たちと湖北でビワコオオナマズ釣りに2回挑みましたが、結果は・・ボウズでした

琵琶湖の西側、びわこバレイ入り口近くの県道558号線沿いにある小さな水族館『びわこベース』を訪れました。

希少な淡水魚を飼育している水槽がずら~っと並んでて、日淡好きにはたまらない場所でした~

今年生まれたビワコオオナマズのおチビさんだそうです。

岩床鯰(イワトコナマズ)

準絶滅危惧種:現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性

イワトコナマズは琵琶湖、余呉湖に生息するナマズで、通常、泥底が好きな他のナマズと違って、岩礁地帯を好んで棲んでます。

谷川鯰(タニガワナマズ)

生憎、お顔は見せてくれませんでしたが、2018年に新種記載されたタニガワナマズ。

中部地方の山間部の河川上流域に生息しているとされ、在来のナマズはマナマズ、イワトコナマズ、ビワコオオナマズ、そしてタニガワナマズの4種となりました。

中型筋縞泥鰌(チュウガタスジシマドジョウ)

絶滅危惧Ⅱ類:絶滅の危険が増大している種

瀬戸内海流入河川(近畿西部、四国、山陽、九州東部)に生息するドジョウですが、もう最近のドジョウの分類にはついていけません。。

東海小型筋縞泥鰌(トウカイコガタスジシマドジョウ)

絶滅危惧ⅠB類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

生息地は、三重の宮川以北、岐阜の伊勢湾流入河川、愛知県、静岡の太田川以東とされてます。

唐泥鰌(カラドジョウ)

中国を原産とする外来のドジョウで、北海道を除く都府県で生息が確認されてます。

生態系被害防止外来種に指定されていて、駆除対象となる特定外来種への適否が検討されてます。在来ドジョウと生息域が同じであることから、在来種を駆逐してしまうことも心配されてます。

写真のカラドジョウはアルビノですね。

蝦夷仏泥鰌(エゾホトケドジョウ)

絶滅危惧ⅠB類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの

日本固有種で北海道と青森に生息するドジョウだそうです。初めて見ました

背中は黄褐色で黒線があり、ムギツクみたいなカラーリングですね。

つづく

過去記事<琵琶湖の小さな水族館

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