新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

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本当に根腐れは水のやりすぎで起きるのか?   追記です

2024-08-24 03:56:51 | 園芸豆知識

 

多くの園芸書やネット上のサイトでは、根腐れの原因を「水」のせいにしているが、本当に根腐れは水で起きるのであろうか。

答は「NO」である。

それでは、何故このような誤りが定着してしまったのであろうか。

それは・・・・。

「結果論」から答えがでっち上げられただけで、かなり的外れな話なのです。

結果論、「結果から道びきだされた推測」であって、間違いも多い。

で、鉢植で根腐れが起き始めると・・・・。

根腐れを始めた根は水を吸いません。

が、根腐れが始まってもすぐには気が付かないため、それまでと同じように水をやると・・・・。

健全な根であれば水を吸い上げるので、その分土の中の水も減るが、根腐れが始まると根が水を吸わなくなるので、土の中の水も減らない。

すると・・・・。

あたかも「水をやり過ぎた」のと同じ状態に。

そう、ここで勘違いが起きたのです。

そもそも、水のやりすぎで根腐れが起きるのであれば、水辺の植物はどうなるのか。

「水耕栽培」などとてもできないのだが・・・・。

それが出来ている。

かつてはヒヤシンスなどの球根の水栽培も盛んに行われていたが、根腐れなどほとんど起きていない。

最近はいろんな植物の「水挿し」も行われているが、ここでも余り根腐れは起きない。

にもかかわらず、根腐れの原因を「水のやりすぎ」として終わらせようとする。

そのため、過剰ともいえるくらい水やりを恐れ、その結果「水不足で植物をダメにする」という本末転倒な問題も多いのだが・・・・。

 

 

追記です。

ちなみに、私は大小さまざまな鉢でいろんな植物を1000鉢使く栽培しているのだが・・・・。

数が多いので嫌でも根管tれを起こすものもあるが、その割合は「1%程度」で、それも、ある条件の元で起きるものが多いのだが。

その一つは、およそ6割か7割は「買った直後か1年以内」です。

なので、1年経つとほとんど根腐れは起きません。

そう、ひどいときは買った時すでに根腐れを起こしていて、こればかりは手の打ちようもありません。

で・・・・。

植え替えを怠るなどして、「用土の劣化」や「初めから用土が良くなかった」という原因で根腐れを起こすこともあるが、これ以外では「植物自体に問題がある」こともあるので、根腐れを起こした場合は、「水以外」に原因を探すことだね。

 


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