阪神大震災で被災した学生の、学費減免を求めて署名してはりました。
ボランティアや、県民の生活再建を求める運動も。
大志はないけど、そういう先輩らのちょっとくらい役に立てばと思って加わりました。
それから色々ありましたが、実感するのは、「自分が動いたことでちょっとくらいは変えられる」ことです。そしてその積み重ねを信じられること。全国に仲間がいるから、自分のできる分がんばればそれでいいと思えるのです。
たしかにこの程度の議席では政権交代はできませんが、いくらやっても変わらないものはあり得ない。つねに変化していくし、どこにその変化の芽があるか、目を向ける習性が身につきました。「弁証法」ってやつかもしれません。
そして人を信じられること。誰もがそれぞれの背景があって今のその人がいるし、今後も変わっていくと考えると、人のことを切り捨てたりあきらめたりしません。
「下から目線」もそこそこ身につきました。歴史を動かすのは偉人ではなくその時代を生きた多くの大衆。いまの政治もそうです。
だから過半数とれなければどうしようもないとか言いません。議員はなんとかしてあげる人ではなく、国民の声を届ける人なのですから。これは「史的唯物論」てやつかもしれません。
日本共産党のすごいところは、資本主義の「その次」を展望してることです。そんな党ほかにありません。
金もうけが原動力の経済体制である資本主義の矛盾を、人類は必然的にのりこえる。
そのとき、労働は本当にみんなの幸せのためにのみ行われ、労働時間も思い切り短くなり、それぞれの人間性を輝かせるために時間を使えるようになる。
たぶん僕の生きている間には実現しないでしょう。日本共産党はつぎの世代に受け継ぎたい目標があるから、党名は変えられないのです(それに、党名を変えてなくなった党はいっぱいありますよね)。
投票日前日の深夜って、ちょっとテンションが上がってて、世間とのズレがあると思うと恥ずかしいですね。でもこんなときだから読まれることを願って・・。
いよいよ投票日です。
こんどの総選挙は、ほんとうに分かれ道のように思います。
日本は69年間、平和憲法のもと戦争せずに来ました。
しかし、「集団的自衛権」で戦争にくわわる権利を主張し、「秘密保護法」で国家にさからう国民は取り締まろうとします。
それを万単位の多くの若者が国会をとりまく中、平気で強行しました。(長岡京市からも学生が行っていたのです!)
そういう政権が、景気の話だけをして、逃げ切りをはかっている選挙です。
私たちは、なにがなんでも投票に行って、この逃げ切りを許さない。戦争を許さない意志を示す。
そうしなければ、このバランス感覚のない、反対する者を敵としかみなさない政権は、一線を越えてしまうと思います。
共産党は国会議員の数は少ないけれど、地道に運動してきたことではどの党にも負けない確信があります。そしてブレません。
安心して、あなたの願いを届けるために、安倍政権に歯止めをかけるために、共産党を「活用」してください。