あけぼの

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感動と涙と微笑みと:江戸川区少年少女合唱団(ESG)30周年記念演奏会

2017-03-27 16:14:51 | 旅行記、多文化教育、国際

今年も来ましたタワーホール船堀大ホール。第I部、懐かしくも楽しい歌「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん夜の星を」、等や、“なつかCM”、「この木なんの木」、「ヨドバシカメラの歌」、「明治チョコレート・テーマ」に年配者は微笑みつつ思わず口ずさんでいた。第II部、創立30周年記念委嘱作品、少年少女のための合唱組曲、「ぼくの花」は1、「聞こえてくる」、2.「どうしてだろうと」、3.「ぼくの花」、4.「空」、と、多くの人に愛されている「まど・みちお」の詞を吉岡弘行氏が作曲、聴衆に深い感銘を与えた。吉岡氏は「ぼくの花」に寄せてというタイトルでプログラム・パンフに「2014年104歳で他界されたまど氏ですが、生涯変わらず少年のような感受性を持ち続け音楽を奏でるように言葉を生み出す様(さま)に……。選んだ4つの詩は生命の不思議さ、尊さをテーマにしています。…」と記しているが、まさしく生命の不思議さ、尊さを感じつつ聞かせて頂いた。筆者が1番好きだったのは「ぼくの花」。歌詞の終わり、「ぼくは ふと 聞いた 気がした この 花に とんでくる ために いま どこかに 生まれた あたらしいチョウチョウの はねの音を…」だ。第III部の「Requiem」も「Hallelujah」も学生時代に属した混声合唱団と指揮者の名前や顔まで懐かしく思い出しつつ大声で(心中で、です!)歌った。立派な合唱を有難う!小学校3年生もこんな高度な歌を歌えるなんて凄い!卒団式は高校2年生の9人。「在籍した9年間、どんな時でもESGという場所は私に寄り添ってくれました」と感謝する真吉君その他の卒団生へ卒団証書や花束が贈呈され、卒団生だけの合唱もあって盛り上がり、ハンカチは卒団生のみならず聴衆にも必要でした。(彩の渦輪)




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