あけぼの

アート、文化、健康、国際・教育、音楽、食・レシピ、日記、エッセイ、旅行記、学問

個性ある参加者と変化に富んだ発表、小川地球村塾

2014-05-13 16:44:54 | アート・文化

Dscf0504 Dscf0483 Dscf0497Dscf0502 Dscf0516 Dscf0493_2

4月吉日、本年第一回小川地球村塾を開催した。参加者42名、個性的な顔触れだったので恒例の多文化共生スキットはお休みし、「平和」というテーマで3人の先生にユニークなプレゼンテーションをして頂いた。①「命の外交官、杉原千畝さん」by菊地先生、②平和祈念像と「長崎の鐘」by藤先生、③「引き裂かれた青春」by秋間先生。①のプレゼンは1940年、本国の命令より神の声に従い、ペンが折れるまでJuish Peopleに通過ビザを書き続けたリトアニアの代理領事、千畝さんについて。②のプレゼンは平和祈念像製作者、北村西望や平和祈記念像についてのお話に続き、69年前プルトニウム爆弾被爆者を救援し続けた永井隆博士の映画の主題歌『長崎の鐘』を独唱してくださる予定だったが、この歌を知る人々-筆者も-が先生を取り囲み大合唱となった。③の美江子さんは特定秘密保護法の関連で朝日新聞に何度も紹介された時の人。兄上がスパイ容疑(冤罪)で投獄、拷問の末27歳の若さで亡くなられ、ご自身もスパイの家族として尾行されるという悲惨な青春を送ったお方だ。あまり思い出したくない過去のようだったが、短いお話にもインパクトがあった。後はいつものごとく多文化アート紹介や音楽、そして初参加者優先で短いスピーチ。筆者のアメリカ時代の教え子、Mike (Xavier University) に英国で歴史の教師をしていたN先生を通訳につけ、この37歳コンビに進行係をお願いしたこともあり、大いに変化がついた。Mikeがいるので積極的に英語で話してくれる参加者があり、中国人趙さんの発表も楽しく、フランス語もあって、盛り上がり、Inspireされた。地球千鳥足PPT、ケーキカット、プレゼント贈呈、そして交流タイムと盛り沢山過ぎて時間不足とな「今日の日はさようなら」も塾歌「虹」も歌えず「なか締め」となった。なお、会のご案内は初回2回目参加の人を優先した。
Dscf0500 Dscf0506 Dscf0528_2 Dscf0541_2

者から以下の感想を頂いた。

普段なかなか聞くことも接することもできない年代や国籍、職業等、多様な方々と関わる機会をいただき、勉強になりましたY)。皆様活発に活動しておられる方々で元気と明日からの活力を頂いた気持ちです。素晴らしい集まりでした(I)。楽しい時間を過ごさせていただきました。自分もいつまでも好奇心旺盛で魅力的な人でありたいと思いました。素晴らしいお仲間と時間を共有できたこと、心より感謝いたします。北陸線「しらさぎ」にて帰宅のため乗車中の(J)より。たくさん学ばせていただき元気もいただき、刺激を受け、1ミリでも一歩を踏み出せればと思います(C)。どのプログラムも異文化交流体験として最高レベルのものです。こうした内容の交流会が草の根的活動として継続されていることに敬意を表する次第です。秋の交流会を楽しみにしています(S)。あんなに派手で賑やかなパーティーは珍しい。色んな人のいろんなスピーチを聞いてほんとに楽しかった(M)。若い人もいて上から下まで(92才から大学2年生まで)の縦系列のパーティーは生まれて初めて(T)。料理、音楽、作品鑑賞、会話、出逢い、再会、どれも皆素晴らしかった。おかげで友達が増えました。みんなすごいなあと思いました(T)。刺激を受けて浜松に帰りました。この刺激を明日に向けての原動力にしたいと思います(K)。沢山の方の話を聞けたり交流できたりと、自分にとってとても有意義な時間になりました(T)。個性のある人が多く集まっていた。よくこれだけの人が来ましたね。良かった!!!T)年2回、年分の元気をもらいます(Y)。 (彩の渦輪)