あけぼの

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夏風邪には薬より庭仕事

2011-09-05 13:40:46 | アート・文化

夏風邪をひいた。暑いのに風邪とは奇妙な因果関係だ。体調が優れなかったのだろう。頭も痛いし鼻水は流れ落ちるし、三日間仰向けに寝ているより方法が無かった。それでも朝方はましだった。放っておけば鼻水の次は咳、それから痰と続き、治るのに2週間かかる。「そうだ、荒療治だ!」と外に出て松の剪定をすることにした。

脚立に乗って目線を上げて刈り込み古い松葉をもぎ取る手間のかかる作業だ。効率が悪く時間ばかりかかる。暑いのでしっかり汗をかいた。脚立の一角が土に食い込んでバランスを失い脚立と共に倒れた。運が良かったのか低い生垣を乗り越えて舗装した道側に落ちた。脚立のトップに乗っていたのにジンワリと倒れたので生垣がクッションになり怪我はしなくて済んだ。その間、掴めるだけ木の枝々を掴んで倒れる速度を緩めさせた。運は絶えずついて来るのかわからないが助かったことに違いはない。

例年と異なり今回は情熱はなく義務感で刈ったが、脚立を使うので緊張感が先にたち暑さなど気にならなかった。2日間剪定仕事をしたら風邪はどこかへ飛んで行ってしまった。逆療法があることを学んだ。自悠人