私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
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モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番、第2番、第5番をオリジナル編成で聴く
古典派、ロマン派の音楽
/
2013-03-09 11:06:43
Mozart: Violin Concertos 1, 2 & 5
Virgin Classics VC 5 45010 2
演奏:Monica Huggett (violin), Orchestra of the Age of Enlightenment
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、第1番から第5番までの5曲が真作と考えられている。第6番変ホ長調(KV 268)と第7番ニ長調(KV 271i)は自筆譜が存在せず、モーツァルトの作かどうか疑わしいと考えられている。特に第6番は、ケッヒェルの作品目録第6版(1964年刊行)で、追補(KV Anh. C 14.04)に移行されている。
第5番イ長調(KV 219)は、自筆譜に1775年と記した後にいったんこれを消して、1780年と書き、さらにこれを消して再び1775年と記している。1775年であれば、モーツァルトはザルツブルク領主司教の宮廷楽団のコンツェルトマイスターであった時期に当たり、1780年であれば、その地位を辞して3年後、新たな職を探して旅行したり、ザルツブルクに戻って宮廷オルガニストの職に就いたり、再び旅に出たりしていた時期に当たる。いずれにしても、ヴィーンに出て、独立した音楽家としての活動を始める以前である。5曲のヴァイオリン協奏曲の中で最も長く、充実した作品である。この曲が「トルコ風」と呼ばれる理由は、メヌエットの主題による3/4拍子の第3楽章ロンドの中間部に、2/4拍子イ短調の、前後と全く異なる曲想が異国的な事による。
第1番変ロ長調(KV 207)と第2番ニ長調(KV 211)も残りの3曲とともに1775年に作曲されたと考えられているが、第1番に関しては、その筆跡と用紙から、すでに1773年に作曲されていた可能性が高いと考えられるようになっている。第2番は、第5番同様、自筆譜にいったん1775年と記した後に1780年に修正し、後に再び1775年に書き直している。いずれも急-緩-急の3楽章からなっている。なお、第1番と関連して、ロンド変ロ長調(KV 269)がある。この曲は、第1番の第3楽章を入れ替えるつもりで作曲されたとも考えられている。
今回紹介するCDは、以前に「
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番と第4番をオリジナル編成で聴く
」で紹介したCDと同様、モニカ・ユゲットのヴァイオリンとオーケストラ・オヴ・ジ・エイジ・オヴ・エンライトゥンメントの演奏によるヴァージン盤である。モニカ・ユゲットはロンドン生まれで、ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックでモダン・ヴァイオリンを学んだ。1980年にトン・コープマンにアムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーとして招かれ、1987年までその任にあった。またユゲットは、”Sonnerie”と言う古楽グループの創立者の一人で、バッハをはじめバロック時代の様々な作曲家の作品をレパートリーにして活動している。 オーケストラ・オヴ・ジ・エイジ・オヴ・エンライトゥンメント、訳すと「啓蒙時代のオーケストラ」は、1986年に、ロンドンで活動しているオリジナル楽器演奏者達の自治組織として創設されたもので、特定の常任指揮者を持たず、演奏会ごとにヴァイオリンあるいは鍵盤楽器の席から指揮する者を決めている。これまでの客演指揮者としては、グスタフ・レオンハルト、チャールス・マッケラス、ロジャー・ノリントンなどがいる。
現在この録音は、モーツァルトの5曲のヴァイオリン協奏曲全曲盤として、2枚組のCD(Virgin Veritas 724356157651)で入手出来る。
発売元:
EMI Virgin
Virgin Veritas 724356157651
注)モーツァルトのヴァイオリン協奏曲に関しては、ウィキペディア英語版の”
Violin Conserto No. 5 (Mozart)
“、”
Violin Concerto No. 1 (Mozart)
“、”
Violin Concerto No. 2 (Mozart)
“および”
Mozart Forum: The Köchel Catalogue
“を参考にした。
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