私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



バッハがアンハルト=ケーテン候の宮廷楽長をしていた1717年から1723年にかけての5年半は、比較的自由な時間が多く、また成長過程の息子達や多くの弟子達の教育に、時間を割くことが出来た。その中から「2声のインヴェンションと3声のシンフォーニア」や「巧みに調律された鍵盤楽器のための前奏曲とフーガ」第1巻を始めとした作品が生まれた。それに加えて、1721年に結婚した2度目の妻、アンナ・マグダレーナ・バッハのために鍵盤楽器の練習帳を2冊作製している。今回はその内の最初の音楽帳に記入されている曲を演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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