私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ヨーロッパ各国のオルガン音楽は、国によって互いにかなり異なったところがある。その中では、ドイツのルター派プロテスタントに属する教会はオルガンの規模、作品の多様さに於いて群を抜いている一方、カトリック教が支配的なイタリアやスペインにおいては、それに比較するとオルガンの規模も小さく、作品も控え目なように見える。今回はそれらの内、スペインのルネサンスのオルガニスト、アントーニオ・デ・カベゾンの作品を、スペインの歴史的オルガン3台で演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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