私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



先にディヴィジョン・リコーダーのCDでも触れたが、17世紀の終わりから18世紀の初めにかけてのイギリスでは、自ら楽器も演奏するアマチュアの音楽愛好家が隆盛を極めていた。そして17世紀も終わりに近付いてくると、一時廃れていたリコーダーが息を吹き返し、いくつもの教則本や曲集が続々と出版された。そして当時の一流の音楽家達が競ってリコーダーのための曲を書いた。ここで紹介するCDによって、当時のイギリスのリコーダー音楽流行の一端を垣間見ることが出来る。 . . . 本文を読む

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