虫にたかられて弱り切ったカボチャ🎃苗がいる。瀕死の重傷を負っている。苗物屋さんで買って来た。高価だった。
でも辛うじて生き延びている。殺虫剤はたびたび掛けてやった。根元にオルトランも撒いた。水は足りているはず。
畑に来てそこに座って、株周りの草取りをした。病人のようにしている。青白い。細い。
ガンバレガンバレの声掛けをした。耳に聞こえただろうか。聞こえるように口を近づけて語り掛けた。
もう何度もそうしている。苗物を育てるのは人を育てるのと類似している。元気づけがいる。
今度は撫でてやろう。ここを凌ぎ切ったら、褒めてやろう。ぽとりと涙を零してやろう。二人の関係というのは人間界だけの専有物ではない。
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