<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

彼にはドラマもない

2016年01月01日 11時24分59秒 | Weblog

老いたさぶろうにはもうどんなドラマもありません。彼には、だから、おもしろみが感じられません。小説の主人公にはとてもできません。このブログを読んでいて下さる方には申し訳がありません。さぶろうが息をすると腹がふくれるので、机上のペットボトルの水が波立ちます。ひとひたひたひた細かい動きをします。外から光が来ていっそうそれを輝かします。丸い器の表面で意外とそれが律動的に大きな速い動きをするのです。こんなことを面白がっているくらいです。畑では番(つがい)のヒヨドリがブロッコリーの緑葉をせっせと啄んでいます。啄むのに疲れると鼠色の首を長くしてさぶろうを覗いて来ます。食欲旺盛なのでたちどころに、1日2日で、あのじぐざぐした長い葉っぱを何枚もぺろりと食い尽くしてしまいます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平穏が来ているので平穏に居る | トップ | 立ち位置の確認、微量な »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事