NHK朝の連続テレビで「ぶぎうぎ」が放送されている。リズムで体の奥の奥の神殿が揺れ出してくる。踊りたくなる。でも、わたしは踊れない。踊れないのに、踊りたい。踊れないから、なおさら踊ってみたくなる。踊りは忘憂忘悲。独楽回り。
でも、わたしにはリズムがない。リズム感がない。フォークダンスのオクラホマだって、逃げ回った。足と手がバラバラになってしまうのだ。おんなの子にそれを見られてしまうと思うと、踊れなかった。とうとう踊らなかった。
いまは片足麻痺だからなおさら踊れないが、踊る人を見ていると踊りたくなる。踊っている人の狂気に感染する。銀杏の落ち葉のように、狂ってしまいたくなる。
ブギウギを、今朝は大声で、銅鑼声で、変拍子で、何度も歌った。腰がわずかだが、ブランコをした。
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