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たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

こころの幼い人

2009年02月19日 21時20分08秒 | Weblog


肉体は形である。形はいつまでも同じ形を続けられない。

     *

緑に輝いても、赤く燃えていても、やがて色を変える。崩れて、老いる。

     *

形を持たないこころは、色を変えることがない。老いることがない。

     *

いつまでも幼くしていられる。いようと願えば願いはかなう。幼いままにしていられる。

     *

幼くしているのが嫌いな人は、老いてもいい。形の老いとおなじくらいに肩を並べて。

     *

形の肉体が還暦を迎えても、古希を過ぎても、少年でいていい、少女でいてかまわない。

     *

年相応にしていなくちゃならないと思うから、こころにもシミができて、皺が寄るけれど、溌剌としたままで悪いことはないのである。

     *

未成熟を笑われなければだけど。笑われたっていいはず。笑われるのを気にしなければ未成熟であっていいのである。

     *

どんなのが未成熟?

     *

威張らなければそれが未成熟である。  

     *

成熟するときっと威張る。自慢をするようになる。人を圧する。自分で動かなくて人に命令をするようになる。
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