人には、いままで眠っていた力、能力、才能、智慧がある時を境にいきなり覚醒してそれが生き生きと働き出して来るといった不可思議な現象があります。引き金は特別なものでもないようです。この現象はどうしてなのか説明ができないところがあります。そういう時には自己の再発見があります。自己肯定が起こります。あるいは本来の自己に戻るという方が適切かもしれません。(自己を肯定するというのも力の回復であり能力の改善であり才能の改良でしょうか) これが起こるとこの自己肯定はまず内部爆発をします。長く閉じ込められ収縮の極にあったものが一気にビッグバン爆発をするので、この莫大な振動数、波動は一挙に外へ向かっても拡大拡散をします。無から有への創造が始まります。何から何までを肯定したくなってきます。物の見方が明るく朗らかになります。そういう自己のパワフルな変遷過程をワンダフルワンダフルと叫びたくなります。いままで眠っていたのか眠らせておいたのか、隠していたのか、忘れていたのか、不当に抑圧していたのか分かりませんが、それがこれまでをリカバーするようにして周囲のエネルギーを呼び寄せ、反転へ向かいます。まるで当然といったようにしてひょいと明るい立ち位置へ、朗らかなベースキャンプへ移動をしてくるのです。海の底が隆起してヒマラヤ山脈になるようなものです。禅者の悟りは力があります。活力に満ちています。覚醒はこれに似ています。動き出すという点で似ています。往生浄土もそうではないかと思います。浄土へ行って安眠を貪るのではなくて、自己肯定の爆発が頻発するのです。活動再開のエンジン音が唸り出すのです。高次元領域のエンジェルやマスターやハイヤーセルフも大喜びでサポートを申し出てきます。
さぶろうはこの日の午後になってこんなことを考えて、やや浮き浮きして過ごしました。畑に出ての農作業はお預けです。いいことがあったのです。
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