<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

彼は大空のご馳走が食べられない

2014年10月09日 09時17分34秒 | Weblog
これだけ青い空がこれだけ豊かに頭上に広がっていて、さぶろう、お前まだその他に欲しい物があるのか。

あると言う。傲慢なさぶろうだ。

傲慢と言うべきより、腹が小さいというべきかもしれぬ。安っぽいというべきかもしれぬ。彼は大空のご馳走が食べられない。

身の回りのあれこれごときをちまちま欲しがっていて、それも手に入らず腹を減らして、しょぼついた目をして、うろつき回っている、うろつき者のさぶろう。

これだけ青い空がこれだけ豊かに頭上に広がっているが彼はまったくそれには無意識である。無意識でいられる。もしかしたら、そこを絶対の1にして、ベースキャンプにして、手の届く欲界の山頂を目指しているのか。

無意識でいられるように配慮をしているのは大空だ。やつはさすがに大物だぞ。無欲でいられる。

さぶろう、おい、ここに立ち止まってしばらく秋の大空を見上げて行かないか。あまつさえ百舌鳥が鳴いて、さぶろの立地を清々しくしてもいる。
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