<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

目白銀座

2014年12月25日 16時30分08秒 | Weblog

今日は外気温が温かくなってから外へ出て、ジャーマンアイリスの球根を長方形の底厚プランターに植え込んだ。そこから3mほど離れたところにも蜜柑を突き刺した竹の棒を立てていたら、目白たちは群を作ってきて代わる代わる啄みにやって来た。野良着を着たさぶろうは目白に恐れを感じさせないように、できるだけ笑みを浮かべ穏やかな顔をして見せた。啄んだ目白はその隣の椿の木の藪に入って行き、そこできゅるきゅるきゅるきゅると高鳴きをしてさぶろうの耳を楽しませてくれた。さぶろうにはそれが有り難う有り難うと代わる代わる言ってくれているように聞こえた。庭はいきなり目白たちの銀座になった。いったい何家族が揃っていたのだろう。4時になると日が落ちてひんやりしてきた。「きみたちもう寒いから、山へお帰りよ」さぶろうはそう言うのだが目白集団は容易に御輿を上げなかった。

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