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今日のわたしの即興詩 「夏」 その4

2018年05月19日 08時45分05秒 | Weblog

 「夏」

わたしが見えなくなったときに
そこではじめて
わたしの目に見えるものがある

それは
わたしが見えているときには
見えていない

見えていないけれども
感じていることはできる
じっと感じていることはできる

目というのはいつもある
見えているときにもあるし
見えていないときにもある

目を瞑ると目は
外を見ることができなくなるが
外で見る意外を見るようになる

物質の内部のちからや
ちからが外に放つはたらきを
見ることができるようになる

張り切ったわたしの夏が来ている
緑の山と青い海の上に
白い雲が一斉に湧き立っている

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