でっかい冬の銀蠅が、網戸とガラス窓の間に閉じ込められている。狭い隙間をあっちへ行ったりこっちへ行ったりしている。出口はない。空気は遮断されていないから息苦しくはないはず。こんな寒い冬の日でも蠅は活動している。もっとも日射しが射して暖かめではあるが。家の中に入ろうとしていたところを阻止されてしまったらしい。
出してやらない。
侵入を図って、一週間ほども台所に住み続けていた蠅が、昨日やっと出て行ったばかりだ。蠅が食べ物にたかる。茶碗に止まる。いかにも不衛生だ。台所は暖房をしているから、飛行が楽になる。住み心地がいいので、去って行かない。
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