我が家の庭のチンチョウゲが咲きだした。
だが、今年は勢いがない。
体調でも悪いんだろうか？
気になる。元気パワーを送りたくなる。
曇り。気温１１℃。肌寒い。風はない。
庭の姫林檎が黄緑色の小さな芽を吹いているのが見える。
僕は炬燵に入って出ていかない。まもなく１２時になる。
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新聞の「読者の声」の欄に投稿する原稿を書いた。２０字ｘ２２行の。
「御礼 スズメから人間さまへ」と題して。雀の餌になる古米を提供してもらった心優しい方々への、お礼の手紙とした。
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昨日は６７歳になるかっての教え子さんが、非精米を２０キロほど届けてくれた。有り難い。
スズメは奪い合いをしない。仲良く分け合う。無力で弱いからだろう。ここに食料があるよという情報を遠くまで伝達しているフシがあって、日増しに集まるスズメの数が増えている。
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力がある人間は奪い合う。殺し合う。仲良くしない。分け合わない。戦争をする。侵略して殺戮する。そしてその上、正義を振りかざす。
ロシアはウクライナで子供までを殺している。ロシアの国の人は、戦争指導者に反対もできない。独裁者だからだ。イエスマンで周囲を固めている。
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世界はまもなく終わりを迎えるかも知れない。核戦争になるかも知れない。４６億年掛かって生命体が住めるようになった地球が破壊されてしまうかもしれない。怯える。
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もうすぐ春になる。毛虫青虫が出て来る。雀たちは、だから、これからこれを胃袋に満たすことになる。だから、古米くず米に頼らずとも済むことになるだろう。
核戦争になれば、スズメだって生き延びて行けなくなるだろう。全生命を破滅させる権利を誰も持ち合わせない。独裁者であっても。
