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小田原の端々



国府津海岸沿いの道路では2013年から道路脇の護岸の嵩上げの工事が続いている。対象の区間は約800mで、今期の工事で残り約50mほどの区間の護岸が整備される。国府津海岸沿いの道路脇の護岸の嵩上げは西湘バイパスに沿った約800mほどが対象区間。既に大部分の護岸の嵩上げは終わり、残りは西側の50mほど。護岸の嵩上げは古い護岸を撤去して新たな護岸を設置。対象区間にあった古い護岸は既に解体されている。海岸には新たな護岸のコンクリート部材が搬入されていた。従来の護岸より約1.5mほど高い護岸が整備される。既に嵩上げされた護岸の断面が見れる場所があったので構造を確認したところ、大まかに3つのコンクリート部材を組んで内部にコンクリートを打って一体化させるようだ。嵩上げが行われてきた国府津海岸沿いの護岸だが、残念ながら昨年10月の台風19号の接近時に高波が護岸を超えて道路沿いの家屋に多くの被害出てしまった。大型台風の高波を防ぐためにはまだ護岸の高さが足りない。国府津海岸沿いの海岸高潮対策工事の正式名称は、(小土工302)令和2年度 海岸高潮対策工事(県単)その4で発注者は県土整備局県西土木事務所小田原土木センター。工費は税込52,154,718円。12月の中旬頃には完成予定なので、完成後に嵩上げされた護岸を撮影に訪れたい。

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