長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

真田丸を見ていた娘が驚きの一言を放った。

2016年01月19日 | 
「真田丸」を見ることで子どもを歴史好きに洗脳しようプロジェクトが進んでいます。
娘は小1。そろそろ頃合かと。

※出典ウィキペディア 真田家の家紋「六文銭」

まずは真田丸の第2話について。
第1話に比べだいぶ冗長な部分があったな、と。
信玄の霊が現れるのも唐突感がありましたし、高畑淳子が扇子落とす奴とかも話を引き伸ばそう感が出ているような感じがしましたが。まぁ、1年間通じて話を持たせないといけないからしょうがないか、と思いましたが。
第1話が良すぎただけに、第2話の期待値が上がりすぎたのかもしれません。
でも、最後の方で「自立する」と草刈昌幸が宣言するあたりは、やはり良いなと。
草刈昌幸でなるべく話をつなげてくれ、と、思ってしまう。後、本多佐渡守正信を近藤正臣、というのは嵌ってるな、と。

さて本題。

オープニングの映像を見ていた娘が、城の狭間(さま)を見て言う。
「なんで△とか□とかあるの?」

※出典:ウィキペディア 姫路城の狭間

「長四角は矢、三角とか丸は鉄砲を撃つために開けた穴だよ。」
と、私が説明をすると、

「じゃあ、守る場所が決まっちゃうね。」

と、いう。
この一言を聞いたときに脳天をぶん殴られたような衝撃を受ける。

今まで狭間の形状や使い方を知ることで自分は満足してしまってましたが、確かに娘が言うように、塀のその位置に、その形状の狭間を開けると言うことは、城が保有する武器や人員構成を判断の上、迫り来る敵をここで効果的に殲滅しよう、という考えがあったはず。
今まで、それをあまり意識せず、形状を知って満足していた自分に気づき恥じ入るばかり。
また、さして歴史に興味の無い6歳の娘が、そこに気づいたことに驚く。

「すごい!すごいぞ!よくそんなことに気がついたね!それはすごい!!}
と、アルキメデスがエウレーカと叫んで素っ裸で走り出すくらいの全力の勢いで褒め称えました。
褒める事で子供が歴史への興味を深めることに期待もしつつ。

しかし、娘の指摘のおかげで、今後城を見るときにもう少し注意深く見ようと思った次第です。
全く興味のない人の根源的な質問と言うのは貴重です。

「親馬鹿」と言うのかもしれませんが。。。

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