長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

インフルエンザで一家全滅

2017年01月20日 | 日記
新年早々、一家全員がインフルエンザに罹る、という事態に陥りました。

1/15(日)の新城マラソンに一家で参加するため前の週から新しいスニーカーだの服だのを新調。
準備のため毎日走って備えておりました。
1/14(土)は雪が降る寒さ。娘の学校参観日でしたが息子が風邪ひくのを防ぐため、妻だけ学校へ行き、私は息子と坊主めくりなどをして午前中を過ごす。この時点でなぜかぎっくり腰のような腰痛の軽いやつを感じており、走り過ぎたか?とか思っておりました。しかし、夜に入りなんかだるさと寒気を感じる。

風邪薬飲んで寝れば治る、と、信じて寝たのですが、朝起きたら明らかに熱がある感じ。体温を測ると37.4度。
走れば治るか、と、スパルタな考えが一瞬よぎりましたが悪寒がひどくなる一方。どうも、まだまだ熱が上がりそう。
父親を一人残し、妻子はマラソンに行ってしまいました。
寝てれば治る、と、思っていたのですが、一向に治る気配がないどころが、熱が上がる一方。
午後妻子が楽し気に帰宅した時には38.4度。そして夜になって39.1度。

さすがに
「ひょっとして、インフルエンザか?」
との、思いがよぎる。

なにせ、ここ15年くらいインフルエンザになっていない。職場で新型インフルエンザが流行した時も、なぜか自分ひとりだけ罹患せず。20代に毎年のようにインフルエンザになっていたので、もう、免疫ができたのだろう、と、思っていたのです。

しかし、夜になって、妻子も様子が変。
翌朝月曜日。妻子も高熱を出しており、娘が37.4度で、私と妻と息子は38度越え。
ふらふらしながら車を運転し近くの病院へ行き、簡易検査を受けると全員インフルのA型認定。

色々と薬を貰いまして帰宅しました。
今までも時間差で妻と私が風邪をひくことはありましたが、同時は初。
家事が何もできない。

私も38度をずっと超えているのが予想外にダメージを受ける。子供時代は40台の熱が出ても、すぱっと治ったものですが、厄年終えると38度越えがこんなにつらいのか、と、驚く。インフルが高齢者には危ない、というのが初めて体感できました。60過ぎてこんな辛いと命に係わるわ、と、思いながら横たわる。

今回のインフルの辛いところは、関節痛がすごいこと。
ぎっくり腰か、という腰痛で体を動かすことが辛い。寝返りを打つのがつらい。体勢を変えるのもつらいので寝るのも一苦労。熱も続くので1時間半くらいうつらうつらすると起きる、を繰り返す。高熱で頭痛もひどい。頭痛も変な頭痛で、眼精疲労がものすごい状態のような目の奥が疲労しきって発生した頭痛の痛み。実際、目の奥が痛い。
寝れば治るのでは、と、思って火曜日の朝を迎えるが、全く変化なし。むしろ、股関節まで痛くなり、そこへ頸椎ヘルニアの痛みまで襲ってくるようになる。

首が痛い、腰が痛い、目の奥痛い、頭が痛い、熱は38度越えたまま。
日曜日からの発熱で食欲もずっとなく飯もあまり食っておらず、ダメージがすごい。歳取っての高熱の怖さを初めて思い知る。歩くときは背中を丸めてヨロヨロとしか歩けない。まさに老人。

あまりのダメっぷりに、自分でも驚きました。

もっとも、一家全滅中なので、皆、静かに寝ているしかできない。

水曜日になってようやく37度台になり、ようやく起きだす。
妻が相変わらず大変な状況だったので、代わりに私が子供たちに朝食後の薬を出したのですが、ここで事件発生。

私も何度も名前を確認したのですが、娘に間違えて妻の薬を出してしまうミスをしてしまったのです。
娘が「いつもとちがう」と言ってたので、袋の名前を何度も確認して「大丈夫だよ」と飲ませたところ、ふらふら起きてきた妻に言うと「え?」となる。そこで確認すると、さっきあれだけ確認したはずなのに、娘の名前の袋がない。薬の名前を娘が言っていたので覚えており、娘に飲ませた薬が書いてある袋には妻の名前が。

幸い、すぐに薬局に電話で確認したところ「1錠であれば問題ないです。」とのことで、事なきを得ました。
が、自分が呆けたのかと思って、ぞっとしました。

薬のせいなのか、熱が続いたダメージのせいなのかわかりませんが、反応が鈍い。
この日は午前中は平熱に一旦体温が落ちましたが、午後に入って熱が上がり始めて18時には一家で寝ました。

木曜日にはようやく平熱スタート。人間らしい生活を始めますが、体力が落ちているのを実感する。そして、この日は咳がすごい。どうも、菌の排出が続いており、咳で菌をまき散らしている状況だとか。外出禁止が続いているので家にいるだけですので他人にはうつらないですが。
なんとか一日を過ごしましたが、18時に突然だるさが襲ってきて寝ないとダメな状態に。

そして本日金曜日。
ようやく、通常と同じ様なペースで過ごすことができました。
明日はようやく外出解禁日です。

ほんと、こんなに恐ろしい状況になるとは夢にも思わず。
体力だけでなく判断力さえも奪われてしまった状況に、背筋が寒くなりました。これから老化が進む一方だけに、毎年予防接種を受けるべきかと思ったり。

皆様もインフルエンザにはご用心ください。