ジャズ・ヴォーカル・カサンドラ・ウィルソンの新しいCDをやっと聴きました。
今年生誕百周年のビリー・ホリデイ(1915-1959)のトリビュート盤「カミング・フォース・バイ・デイ」です。
カサンドラ・ウィルソンの声・歌唱法で独自の雰囲気を出してゆったり歌います。
ビリー・ホリデイの雰囲気とはかなり違うので聴き始めは「ビリー・ホリデーの歌だった」と思うくらいですが、聴き込むと、新しい歌い方で説得力があります。
アルバム・タイトルの「カミング・フォース・バイ・デイ」は古代エジプトの「死者の書」のことでジャケットにも古代エジプトの象形文字が書いてあります。日本盤はボーナス・トラックが1曲収録されています。
【曲タイトル】
1. ドント・エクスプレイン
2. ビリーズ・ブルース
3. クレイジー・ヒー・コールズ・ミー
4. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
5. オール・オブ・ミー
6. 今宵の君は
7. グッド・モーニング・ハートエイク
8. 月光のいたずら
9. ディーズ・フーリッシュ・シングス
10. 奇妙な果実
11. アイル・ビー・シーイング・ユー
12. ラスト・ソング(フォー・レスター)
<日本盤ボーナス・トラック>
13. ザ・ムード・ザット・アイム・イン
バックは楽器の数も多いですが、ドラム、ベース他によって結構ずっしりした音で低域がかぶり気味です。
オーディオ的には、私の装置の場合この重厚な音の再生は難しいです。声や楽器が分離しにくくバックの低音はもう少し薄くした方が・・・と思います。
【ミュージシャン】
トーマス・ワイルダー(ds)マーティン・ケイシー(b)ジョン・カウハード(p)ケヴィン・ブライト(g)
ロビー・マーシャル(cl)、T・ボーン・バーネット(g②④⑦)ニック・ジナー(g④⑧⑨⑩⑫⑬)ヴァン・ダイク・パークス(arr④⑥)他
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