写真フイルムについて書く理由も薄くなりましたが、最近驚いたことがありました。
ここに紹介した写真は、昭和40年に名古屋の港区にあった寮の二階の部屋から撮影した名古屋火力発電所です。使用したのはポジフイルムで感度はASA50以下だったと記憶しています。50年ちかく経過しても撮影した当時のままで色の劣化が殆ど見られないのです。
メーカは富士フイルムですが思うに中身はOEMでアメリカ製ではないかと勝手に思っています。なぜかというと、昭和40年代以後に使用したポジフイルムはすべて色抜けして赤くなってしまっています。あの当時日本では、まだフイルムの劣化防止技術を確立していたと思えないからです。
こんな経験をした方はおられませんか?
追記:使用したカメラはマミヤワイドです。
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