4日の土曜日、焼石白山神社の秋祭りでした。私は田舎へ来て13年間地元の役など何も受けていなかったのですが、今年度から班の氏子総代をおおせつかりました。当初問題になったのは住民票を名古屋に置いたままだけれどもどうだろうかと議論になり、結局宗教団体なので住所は関係なしということで決着し引き受けました。実質は村の歴史的伝統行事を守る仕事と思って取り組んでいます。
なにせすべてが初体験のため経験者や前任者から教わりながら、神事の用語や道具などすべて尋ねたりネット検索しています。
秋祭りは、近隣の地区から来ていただいた神官、町内会長、町内会班長と町内会員、地域おこし協力隊の青年、禰宜、氏子総代の主管・氏子総代と少数の参列で、おたび行列のある春まつりとは規模小さい祭礼です。
午後13時スタートで主管のあいさつから始まり祝詞や玉串奉てんなど終えて公民館で町内会班長さん中心に食事を準備していただき直らいで16時頃終了でした。
【社殿】
【お供え物】
並べるもの、並べ方など詳細に決まっています。前任者が写真を残していて参考にしました。
【神官のおはらい】
【主管あいさつ】
【余談】
この神社のご神体は、夜対岸の山から飛んできた石と言われています。
、
字名の焼石の由来は「夜来石」が語源などという説もあります。
対岸の山石が飛んできたとされる山の斜面に岩場があり、「姥岩」あるいは「ばいば様」と呼ばれる岩のU字状の大きなドームに社が設けられおり、年に一度氏子総代が中心になって参拝しています。
【姥岩の参拝】
写真の参列者の後ろの岩が大きなU字のドームの片側です。
以前研究者がご神体は隕石ではないかと見学を希望されたそうですが禰宜の方はお断りしたと言っていました。
ブログを拝見していていつも感じることですが、kumazakiさまの純朴な人柄と、昔でいえば、僻地、寒村?(失礼)な、はずなのに、なぜか、生活が豊かで、人々の連携がしっかりとなされていて、今なお、文化が立派に継がれていることに、驚きと、尊敬の気持ちで一杯です。心が清められます。