入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「冬」 (9)

2017年12月10日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

            Photo by Ume氏

 なぜ人が極寒の地にたどり着き、そこに定住することを決めたのか、誰も知らない。インド洋を、アウトリガー付きの小さな舟で西南の諸島に散らばっていった人たちの動機・理由も、やはり分からない。そもそも人類がアフリカに誕生して、地球のいろいろな地域に向かって長い旅を始めた理由すら充分には説明できていない。
 しかし、こうしたことすべてが、もし未来の人類の仕業だったとしたなら、どうだろうか。そういうことを本気で、真剣に考えている人たちがいる。われわれの行動は、歴史は、超高度の文明を持つわれわれの子孫が、勝手に行っている不当なプログラミングの結果なのだと。
 これまでわれわれは、ハンドルもブレーキもあまり効かない、どころか、視界すらもはっきりとしない中を、行先も知らされず発進してしまった乗り物の乗客のようなものと思っていたが、どちらが真実であれ・・・。
 
 待て、この独り言は入笠に関連した山川草木鳥獣、それと星と決めていたのに、とんでもない話になってきた。モーガン・フリーマン、あの人のせいだな。
 昨日に続くUme氏の美しい写真を見ながらアラスカの旅をしているうちに、そこに暮らす人々のことが気になりだした。最近の急激な気候変動の影響が、自然環境だけでなく、様々な方面に現れるようになってきたという。「大変だなあ」と思っていたら、そこへよろしくない人や、危険な人のニュースが割り込んできた。妄想が妄想を呼び、その間に誤って、いつもの血圧降下剤を2度も飲んでしまった(アルコールのことではない、念のため)。
 乱調は終わらず、帰還の目途が立たない。

 1年ぶりに年末年始の営業をすることにしました。また、ふたご座流星群の観測に合わせて上にいます。お出掛けください。要予約。
「冬季営業の案内(’17年度」は、前年のものを流用している部分もあって、段落や改行がおかしく、見苦しいかも知れませんが何卒ご容赦を。少人数の場合は一応ご相談ください。また他の団体と計画が合えば、少人数でも管理棟の予備の部屋10畳ふた間を利用することができます。


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