傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

「世界の100人」に鳩山首相・・・政権交代を評価

2010-05-01 05:03:41 | 民主党・鳩山由起夫

朝日新聞の記事『「世界の100人」に鳩山首相 米誌、政権交代を評価』で、”「米タイム誌は5月10日付の特別号で「世界で最も影響力のある100人」を発表した。日本人では鳩山由紀夫首相がただ一人選ばれた。「政治とカネ」や米軍普天間飛行場の問題には言及せず、政権交代の実現が評価された。」”と報道。
政権交代は、日本の生成発展への新陳代謝であり、必然性があったのです。

朝日新聞の記事では、
”「「100人」は今回が7回目。鳩山首相が選ばれたのは、25人が並んだ指導者の分野。外国の首脳としては、インドのシン首相、ブラジルのルラ大統領が名を連ねた。

 同誌は鳩山首相について、民主党が掲げる「対等な日米関係」「政治の主導」などは達成できていないが、「事実上、一党支配だった国から民主主義が機能する国に変えたことは、ほめる理由として十分だ」とした。
」”
と、事実上の自民党主導の政治から、政権交代を実現させたことに最大限の評価していますね。

当方は、積年の自民党主導の政治で、政官業の既得権社会が形成され、「老化体質」「自閉気質」の社会に陥った日本には、「破壊と創造」が不可避で、小沢幹事長の剛腕による「破壊」を期待し、民主党による反自民党政治(生活第一、脱官僚依存、政治主導)を期待した人間です。
政権交代は、長妻厚労大臣が「年金記録問題の追及」が契機になり、小沢幹事長の「政治力・破壊力」が原動力になったのは事実であり、鳩山首相の「自立と共生」(友愛)の理念によるリーダーシップを発揮し、実現したとは思わず、「時の運」としか思いませんね。

政権交代は、日本の再生・新生(生成発展)の新陳代謝であり、必然性があり、現在の「沖縄基地問題」(日米同盟・日米安保)、「政治とカネ問題」(既得権社会)は新陳代謝の副作用の表層症状で、新たな社会への脱皮中に過ぎない。
世論の鳩山政権への不支持は、守旧・旧勢力からの脱皮への抵抗力であるが、小鳩体制で旧体制から脱皮できるかどうかは、鳩山首相の「胆力」があり、参議院選挙に突入できるかどうかですね。
鳩山首相が小鳩体制で、参議院選挙の突入できる「胆力」があれば、「「世界で最も影響力のある100人」の一人とでしょうね。

沖縄基地問題は、「海外・県外」で最大限努力したが不調で、「恒久基地不要」が国民の民意とし、アメリカと折衝するだけで、県内案を持ち出せば、鳩山首相の胆力のなさであり、リーダー失格です。
小沢幹事長の「起訴相当」議決は、たかが政治収支報告書に記載時期が違ったという虚偽記載の共謀共犯の微罪程度の内容であり、説明不要の類であるが、専門家の意見を付けて説明すれば良い程度の問題を大騒ぎしているだけです。

参議院選挙で民主党が大敗しても、政権交代になるわけでなく、マニフェスト公約(生活第一、脱官僚依存、政治主導)に拘り、政治変革し、新たな社会の構築に邁進するだけです。
仮に、参議院選挙に大敗したら、民主党は総括すれば良いだけです。





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