傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

クリントン訪朝成果に比べて、拉致問題の歯がゆさ!(続)

2009-08-07 04:54:12 | 拉致問題

拉致問題について、ブログ「ゲンダイ的考察日記」様が「安倍晋三なぜ訪朝しない!~クリントンは「人質」を奪還したぞ」で、「拉致解決は口先なのか!」、「安倍晋三は、ぜひ、訪朝し、横田めぐみさんを連れ戻すべきだ。!」だと書いておられます。
同感の思いで、「国民の安全」を実現できるのは、自民党だけですとは口先だけの詭弁であり、虚言ですね。

当方と波長の合うブログ「ゲンダイ的考察日記」様の「安倍晋三なぜ訪朝しない!~クリントンは「人質」を奪還したぞ」を転載すると、

”「拉致解決は口先なのか

北朝鮮を電撃訪問し、人質になっていた女性記者2人を奪い返したクリントン元大統領。単身乗り込み、事件発生から4カ月で難問を解決したのだから大したものだ。
それに引き換え、日本の政治家はなにをしているのか。少しはクリントンを見習ったどうだ。とくに情けないのは、「拉致問題」だけで総理大臣になった安倍晋三だ。
すべての拉致被害者が帰国を果たすまで、鉄の意志で取り組んでいく
と格好いいことを豪語していたくせに、拉致解決にまったく貢献していない。
本気で拉致問題に取り組んでいるというなら、クリントンのように、いますぐ北朝鮮に飛んだらどうだ。

「訪朝したクリントンに対して、北朝鮮は金正日が自ら対応し、人質を帰した。あの国は、高い地位の人物が直談判すれば、相応の対応をする国です。実際、膠着状況を打破するには、それなりの人物が現地に乗り込むしかない。米国は大統領経験者が訪朝したのだから、日本は総理経験者の安倍晋三が行けばいいのです」(外務省事情通)

安倍晋三は、ぜひ、訪朝し、横田めぐみさんを連れ戻すべきだ。

「コリア・レポート」編集長の辺真一氏が言う。
「拉致強硬派の自民党議員は、政治家や民間人が拉致解決に動こうとすると、『二元外交だ』『北朝鮮シンパだ』とバッシングし、潰してきました。しかし、政府が解決できないのなら、誰かが動くしかない。米国は民間人のクリントンが解決したのです。確かに、制裁だ、制裁だ、と北朝鮮を非難していれば、拉致問題に熱心に取り組んでいるように見えるが、いくら非難声明や決議声明を出しても、拉致が解決しないことは、この数年間で明らかです。そろそろ米国のクリントンのように具体的に動くべきでしょう」

安全圏の日本国内に居て「制裁だ」と叫んでいればいいってものじゃない。
安倍晋三はいつ単身訪朝するのか。(日刊ゲンダイ 2009/08/06 掲載)
)」”

と書いております。同感ですね。
安倍晋三元総理は、「拉致問題」だけで総理大臣になれた印象はありますね。

当方は、本ブログ「クリントン訪朝成果に比べて、拉致問題の歯がゆさ!」で、拉致問題が進展していない現実は、政府は無策と酷評しましたが、異常の国には、異常の手段を講じなければいけないのに、卒のない弁明が用意されている奇麗事(核拡散、6カ国協議の国際協調・・・)の官僚体質では、変化さえ起こせないのです。

当方には、中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)では荷が重いというのではないかと思っています。
確かに、中山恭子首相補佐官は人当たりがソフトで、拉致家族の世話役は適任ですが、大蔵官僚のエリートであり、退官後は、キルギスで日本人鉱山技師がウズベキスタン反政府武装グループに拉致された事件を、外務省の方針に背き、無事に人質の解放に成功させた実績はありますが、「与太者」の北朝鮮を相手では、正攻法では打開できないと思われます。
「与太者」相手には、裏口(裏金)を散かせながら、相手への「おとしまえ」を推察しながら、「脅し(恫喝)」合戦ですね。
ただし、万が一、相手のプツンし、衝動的に武器を持ち出される覚悟が必要ですね。
当方が、「血も流す、金も出す」覚悟が必要だと言っていることで、政府に、その「覚悟」が無い事です。
辻褄が第一の官僚体質では、出来ない言動ですね。

歴代の政府の姿勢は、
「国際社会の理解得ながら、できること全てやって救出するしかない」
「救出なしに、国交正常化なし」
で、正論であり、正論には、反論を挟む余地がありませんが、そこが問題なのです。
常識ある相手には、正攻法は正論ですが、異常な異質な相手には、異論が正論ですね。

「安倍晋三なぜ訪朝しない!~クリントンは「人質」を奪還したぞ」で、

”「コリア・レポート」編集長の辺真一氏が言う。
拉致強硬派の自民党議員は、政治家や民間人が拉致解決に動こうとすると、『二元外交だ』『北朝鮮シンパだ』とバッシングし、潰してきました。しかし、政府が解決できないのなら、誰かが動くしかない。米国は民間人のクリントンが解決したのです。確かに、制裁だ、制裁だ、と北朝鮮を非難していれば、拉致問題に熱心に取り組んでいるように見えるが、いくら非難声明や決議声明を出しても、拉致が解決しないことは、この数年間で明らかです。そろそろ米国のクリントンのように具体的に動くべきでしょう」”

で言うように、『二元外交だ』『北朝鮮シンパだ』は異論ですが、拉致の解決には、正論です。
「おぼちゃん」の安倍晋三元総理では、北朝鮮にとっては、役不足でしょうが、相手に合わせる必要性などなく、出来ることは何でやるやることが打開の道を開く事です。
むしろ、何もやらないことが怠慢であり、そのような無策の政府は、有害で無用・不要です。

麻生首相が、昨日ニュースで、「国民の安全を守るのが、自民党の保守政治だ!」と報道していましたが、半年間、拘束された記者をクリントン元大統領の訪朝で連れ帰したのが政治力であり、国民への責任力ですね。

昨年秋、拉致被害者家族会と支援組織「救う会」が、首相官邸で河村官房長官らが面会対応する予定を麻生首相が飛び入り参加し、「北朝鮮の対応はもどかしく、いらいらするが、時間との勝負なので急いで答えを出したい」などと話し、家族会の飯塚繁雄代表は「首相ははっきりした言い方なのでわかりやすい。拉致問題を国として解決する固い意志を感じた」と思わしたが、結局は、選挙戦に世論受けを狙って、横田めぐみさんの拉致現場の視察を選挙に利用した姑息な政治力だけですね。

拉致問題は、具体的な結果責任が問われる事案です。



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