傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

西川日本郵政社長の「出て行け」発言には同情の余地あり

2009-10-22 15:01:05 | 郵政民営化

西川日本郵政社長が辞任記者会見で、カメラのシャッターに、憤り、「出てゆけ」の場面をTV番組で視聴し、西川社長は傲慢な人間だなーという印象でした。
しかし、J-CASTの『西川社長の「出ていけ」記者会見 カメラマンのマナーに問題ないのか』を読み、カメラマンのマナーの悪さに、西川社長の「出て行け」発言に同情しますね。

J-CASTの「西川社長の「出ていけ」記者会見 カメラマンのマナーに問題ないのか」を一部抜粋して転載すると、

”「 日本郵政の西川善文社長の辞任会見が議論を呼んでいる。新聞・テレビは、「カメラは出てけ!」「プッツン会見」「『詰め腹』会見でカメラに激高」などと西川氏を批判した。
ところが、真相はそう単純なものではなかった。
西川氏や広報が何度も「カメラのシャッター音がうるさくて話せない」としたのにもかかわらず、カメラマン側はそれを無視して撮影を続けたからだ。ネットでは「カメラマンが悪い」といった声も挙がっている。
・・・・・・・
広報が制止してもシャッター音が止まず
会見の中で、注目を集めたのが、カメラのシャッターに対して激怒する西川氏の姿だ。
まず、会場に西川氏が登場して着席。すぐさま大量のフラッシュがたかれ、会場はシャッター音で一杯になった。これに対し西川氏は

音がうるさくて話せないから。もう写真いいじゃないですか

とカメラマンを制止。
日本郵政の広報も止めようとしたが、それでもシャッター音は鳴り止まない。
西川氏は「(会見)もうやめようか」と席を立とうとするしぐさを見せ、広報に対しても「しっかり君、コントロールしろよ」と叱責している。
広報が「カメラストップしてください。ご協力お願いします」と再度制止し、やっと西川氏が話し始めた。

だが、その後もシャッターは止まず、今度はついに「ちょっともう止めてくださいよ。出てってくださいよ、カメラ」と激怒。
「こんな近くでガチャガチャやられたら頭の悪い私が混乱しますよ」と話し、一時会見が中断した。

マスコミは「カメラマンのマナー」には触れず
また、西川氏は「体調が悪いので、声が出ませんが」とも話した。確かに、声が若干かすれているようにも聞こえる。これでは、声が拾いきれない可能性もある。

だが、新聞はこうした経緯を無視し、記事にしている。
産経新聞の見出しは、「【西川氏辞任】会見速報『カメラは出てけ!』『民営化と隔たり』」。会見の様子をまとめたものだが、西川氏が「激しいフラッシュを浴び、怒りの表情に変わる」と書かれているものの、「(シャッターの)音がうるさくて話せない」という発言が入っていない。
見出しに「プッツン会見」「『詰め腹』会見でカメラに激高」という言葉が踊るスポーツ新聞も説明が不十分で、西川氏の器が小さい、といわんばかりだ。
・・・・・・・・
」”

と伝えています。

当方も西川社長の辞任会見をTVニュースをみたが、「ガチャガチ」とシャッターが聞こえ、西川氏が苛立ちし、「(会見)もうやめようか」と席を立とうとするしぐさを見せる場面を視聴し、「何で、シャッターオンぐらいで、会見を止める」と言い出すとは、傲慢な人間だなーという印象と持ちましたね。

当方は、西川社長を酷評してきましたが、辞任会見の「出て行け」発言には、同情しますね。
それ以上に、カメラマンのマナーの悪さと部分だけを意図的に報道するメディアには不愉快ですね。

過日、麻生前総理と鳩山代表との党首討論で、なれなれしい横柄な態度で質問する記者連中に不快感を覚えたが、カメラマンもその類ですか。
どうして、報道に携わる人間に、マナーが悪いのが多いのか?不可解ですね。
報道する人間は、なにか「社会の公器」とでも優越意識があるのか?不快ですね。



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