銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

花火はどこへ行った 北海道てんこもりツアー

2018年08月16日 | のほほん同志Aの日常

花火ツアーといえば、花火メイン。
夜遅くなるし、人ごみで疲れるし、とにかく大切なのは体力温存。
ゆえに、花火以外のほかの観光はとってつけ…、というのが、企画の常です。

なのに、今回の花火ツアーは、一味ちがいました。
なにせ、行き先が北海道。
花火だけ見て帰るわけにはまいりません。

ツアーのタイトルは、「ペルセウス座流星群と勝毎の花火」。

それだけでも、なんだか盛りだくさんそうです。

8月12日の夜に極大期を迎えるというペルセウス座流星群。
それを、日本で唯一、オーロラ観測にも成功した「星空の町」、
北海道陸別町の天文台から眺めよう、という企画。



しかも翌日には、北海道一の花火大会、
十勝毎日新聞社の主催による「勝毎花火」を鑑賞しよう、という二夜連続のぜいたく企画。


さらには、「とうもろこし食べたい!」というお客様からのリクエストあり、




陸別町では、廃線になった「ふるさと銀河線」の乗車体験あり、




 


そして、忘れてならない、北海道開発局のご協力による十勝ダムや千代田新水路の特別見学があり、



北見では一面の玉ねぎ畑があり、



女満別では、ひまわりと麦畑が広がり、






国の研究機関である十勝牧場ではシラカバの並木道があり、





豊頃町では、樹齢150年のハルニレの木があり、






…と、ちょっとほかで欲張りすぎたのか、お客さまが楽しみにされていたペルセウス座流星群は、
空一面おおわれた厚い雲で、まったくの闇。

でも、花火はさすが。
十勝川の河川敷で、これでもか、と打ちあがる金色の錦冠(にしきがむろ)を堪能しました。
二夜連続の夜のイベントに加え、日中も盛りだくさんすぎて、くたびれましたが。


でも、そこは十勝。
疲れた体は十勝川温泉でゆっくり癒し、川沿いの朝の散歩ではこんな風景も。




お盆が過ぎれば、北海道は、はや秋。
エゾリスも、冬支度をはじめているようです。

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花火添乗のたいせつな資質

2018年08月15日 | 見かけだおしNのつぶやき

あれ?

腕が痛い。

ある日の朝。

左腕がとにかく上がらない。

えーなんでなんで。

 

ううう。

悲しい。

だって昨日のことが、すぐに浮かばない。

 

で、脳を振り絞り、数分後、ああ、そうか。

昨夜の熱帯夜と、人の渦が思い出され、

なるほどなぁ、と妙に合点して、のっそり、と起き上がりました。

 

うん10年ぶりの花火のツアー。

そう、添乗に出ました。

そうして、これまた久しぶりに使ったものがありました。

旗です。

 

近ごろ、ほとんど旗を立てる機会がなくなりました。

バスの集合場所でも、

私を認めると、ワラワラとお客様の方から集まってくれます。

観光シーズン中、他社のツアー参加者も含め、

結構な人が宝塚駅にいらしたとしても、

一直線に私に向かって、突進してくださるうちのお客様。

ありがとうござます!

更にたいてい、ワゴン車レベルの少人数ツアーの添乗が多いため、

大型バスに対抗して?

これ見よがしに旗を立てるも、、、こっぱずかしい。

 

とはいえ、花火のツアーは、そうとはいかない。

もう、日々使うことのない腕の筋肉をプルプルさせて、

旗をこれでもかと天に向け、夜道を歩いたのでした。

 

個人的に、花火大会の添乗業務にトラウマがあって、

更には奇特なことに、

花火好き、自称花火専科のスタッフが望んで出てくれるため、

今日まで、この感覚忘れていました。

感覚、そう花火鑑賞後の人出熱波地獄。

 

ツアー出発前から、意外な添乗員の登場に

「あら、Nさん、花火嫌いなはずなのに、、、」

「Aさんだと思っていたのに、なぜ?」

「あなた大丈夫?」

まぁ、お客様。遠慮のないご意見、どうもありがとうございます。

 

そのお客様の不安を払拭するために、

花火専科Aからの、

静岡県が実は花火大国であることやら、どこぞの花火師が注目だとか、

火薬の配合で色がどうなるとか、最近の花火の芸術性とか、云々

ややクドいレクチャーを受けて臨みました。

 

さて、無事、迷子を出すことなくお客様をバスまでお連れして、

やれやれとひとりごちの私に、お客様が労いのひとこと。

「Nさんも、Aさんも・・・背が高いからいいわー」

ですって。

 

ドドンパ!

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8月23日(木) あだしの念仏寺の千灯供養 ツアーはコチラ〉〉

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よさこい乱舞

2018年08月14日 | Hの生きる喜び、それは

踊り子たちの汗が飛び散り、笑顔が弾ける

高知の街が熱く燃えあがる、よさこい祭り

 

私を、見て!そんな120%の表情です

全身汗だくになりながらも、観客席へのアピールも忘れません

 

ひとりひとりが、渾身の思いをこめて、全身全霊で踊りまくります、これこそ乱舞

 

踊る方も必死なら、観る方も必死

投げかけられる思い正面から受け止められないと、負けてしまいます

 

ということで、私は完敗!

土佐夏はアツすぎました、来年リベンジするしかないでしょう。

こちらも燃えたぎる魂を持って!

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雲海+夕陽=いいね!

2018年08月11日 | Hの生きる喜び、それは

地道に、地味に、続けている我が社のフェイスブック

先日の投稿に、久しぶりに大きな反響がありました

ふだんの投稿には、哀しいかな?一ケタ台の方の「いいね」が集まるのがやっとですが、
アノ投稿には、いつもの倍の20!!「いいね!」をいただき、
投稿を見てくださった方の数は、これまたいつもの3倍の150名強

これが一気にトトトーンと増えていったので、びっくりです

その写真というのが、冒頭の「雲海に沈む夕陽」

立山黒部アルペンルート、最高所の室堂にある「ホテル立山」から撮った一枚です

台風予報にびくびくしながら向かったものの、
標高がぐんぐん上がるにつれ、雲を抜け、雲上の世界に着いたと思ったら
旅行中、ずっと快晴、しかも足元にはどこまでも広がる雲海

空を分ける境界線が雲の海
海なら水平線、地上なら地平線、では、雲の場合は何と言うのかしら・・雲平線?

そんなどうでもいいことすら考えてしまうほど、一日中雲海が広がり、
夕方には、何とこのふかふかの雲海に夕陽がすっぽり吸い込まれていったのです

雲の上ですから、天国、、いや極楽?
足元には、この世の楽園を思わせるお花畑に、この青空です

(ミヤマリンドウと、チングルマのヒゲ)

どれも気に入っていますが、ダントツに「雲海と夕陽」に「いいね」が集まりました

単純に、「良い写真は、良い」

ということが分かりました

かの有名な土門拳もこう残しています

「いい写真というのは、写したものではなく、写ったのである
計算を踏み外した時にだけ、そういう写真ができる
ぼくはそれを、鬼が手伝った写真、と言っている」

私(たち?)の写真はいつも、計算も手元もブレブレですが、
偶然の奇跡というのは、そんな時に起こるものだと、言ってくれているのでしょうか?

ぜひ、これからの銀のステッキの投稿に「いいね!」よろしくお願いします

(立山連峰に昇る朝陽)

(残雪とみくりが池と、剱岳)

(黒部ダムの豪快な放水にかかる2本の虹)

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『がに股の後ろ姿』

2018年08月10日 | のほほん同志Aの日常

添乗明けの出勤日。
ほかの添乗員が行ったツアーのアンケートがたいてい机に溜まっていて、
それを見ることから1日が始まります。

暑い夏こそ発酵食を食べて乗り切ろうと、
湖北に鮒寿司を食べに行ったツアーのアンケートで、こんなお声がありました。

「過去、ご参加いただいた当社主催のツアーで記憶に残る旅は?」の質問に、


   知床クルーズの時、茶色に潮焼けした案内のオッチャンが親切だった。
   がに股で自転車をこいで帰っていった後ろ姿をよく思い出す。


これ、とても嬉しかったのです。

嬉しくて、思わず、ここにメモってしまいました。

書いてくださったのは、Kさん、というお客さま。
そのときご一緒した添乗員は、私でした。

でも嬉しさの理由はそこではなく、
「記憶に残る場面」として、あげておられたのが、
がに股の自転車のオッチャン、だったこと。

このKさん、海外も含め、あちらこちらの風景、絶景、場面を訪ねてこられた方です。

それが、記憶に残る旅として、「がに股の自転車の後ろ姿」 (笑)!

思い出したことばがありました。

昨年末から年頭にかけて、3ヶ月かけて読み終えた
大西巨人の大作、『神聖喜劇』、全五巻。

その第三巻の解説で、小説家の保坂和志はこう書いています。

***** * *****

 …氏の書くものすべてに〝小説性″が息づいていることが理解されるはずだ。

 しかし、この〝小説性″というのが極めて説明しづらい。
 外見だけいくら物語があり、人物に事件が襲いかかっても、
 〝小説性″のない小説はいくらでもある。

 それに対して、氏の書くものは
 叙情と縁遠い文章が引用されていても〝小説性″がある。

 「あなたのような人がいたことを私は決して忘れない」
 「このような光景を私は決して忘れない」
 という強い意思が、つねに働いているのだ。

***** * *****

がに股の自転車の後ろ姿。

Kさん、このシーンから、短篇一本、書いてみませんか。
読んでみたいです。





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