銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

花火添乗のたいせつな資質

2018年08月15日 | 見かけだおしNのつぶやき

あれ?

腕が痛い。

ある日の朝。

左腕がとにかく上がらない。

えーなんでなんで。

 

ううう。

悲しい。

だって昨日のことが、すぐに浮かばない。

 

で、脳を振り絞り、数分後、ああ、そうか。

昨夜の熱帯夜と、人の渦が思い出され、

なるほどなぁ、と妙に合点して、のっそり、と起き上がりました。

 

うん10年ぶりの花火のツアー。

そう、添乗に出ました。

そうして、これまた久しぶりに使ったものがありました。

旗です。

 

近ごろ、ほとんど旗を立てる機会がなくなりました。

バスの集合場所でも、

私を認めると、ワラワラとお客様の方から集まってくれます。

観光シーズン中、他社のツアー参加者も含め、

結構な人が宝塚駅にいらしたとしても、

一直線に私に向かって、突進してくださるうちのお客様。

ありがとうござます!

更にたいてい、ワゴン車レベルの少人数ツアーの添乗が多いため、

大型バスに対抗して?

これ見よがしに旗を立てるも、、、こっぱずかしい。

 

とはいえ、花火のツアーは、そうとはいかない。

もう、日々使うことのない腕の筋肉をプルプルさせて、

旗をこれでもかと天に向け、夜道を歩いたのでした。

 

個人的に、花火大会の添乗業務にトラウマがあって、

更には奇特なことに、

花火好き、自称花火専科のスタッフが望んで出てくれるため、

今日まで、この感覚忘れていました。

感覚、そう花火鑑賞後の人出熱波地獄。

 

ツアー出発前から、意外な添乗員の登場に

「あら、Nさん、花火嫌いなはずなのに、、、」

「Aさんだと思っていたのに、なぜ?」

「あなた大丈夫?」

まぁ、お客様。遠慮のないご意見、どうもありがとうございます。

 

そのお客様の不安を払拭するために、

花火専科Aからの、

静岡県が実は花火大国であることやら、どこぞの花火師が注目だとか、

火薬の配合で色がどうなるとか、最近の花火の芸術性とか、云々

ややクドいレクチャーを受けて臨みました。

 

さて、無事、迷子を出すことなくお客様をバスまでお連れして、

やれやれとひとりごちの私に、お客様が労いのひとこと。

「Nさんも、Aさんも・・・背が高いからいいわー」

ですって。

 

ドドンパ!

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8月23日(木) あだしの念仏寺の千灯供養 ツアーはコチラ〉〉

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