この３日間、三春の滝桜をメインに福島の桜巡りの旅に行ってきました！
銀のステッキとして、私が三春を訪ねるのはこれで三回目
初めて訪ねたのは震災前でした
私の雨女が災いしてか、大寒波に見舞われ、
花見どころか、吹雪となり、雪見の旅になってしまい、てんやわんや
その時の報告はこちら》》
あたたかい日を待つように、つぼみをギュッと固くとじていたのに、
不思議と残念な気持にはならなかったような気がします
ガンバレ、あともう少し、もう少しで春が来る・・・
皆さんの心の中はきっと、同じだったはず
２回目は、2011年でした
大震災、そして現地とは連絡が取れなくなり、
ツアーはやむなく中止
でも、滝桜はいつもと同じく、その立派な枝に
無数を花を咲かせ、現地の人を勇気づけたといいます
３回目は、2013年でした
どうやら三春と銀ステはすれ違う運命なのか、
“落下さかん”
激走した後のお姿でした
そして今年 実際には３回目の出会い
その姿がコチラ
春の雨で、三春はたっぷりの花房を雨にしっとりと濡らして風に揺れます
妖気さえ漂いそうな貫禄の趣で私たちを迎えてくれました
幾年月も、あらゆる困難に耐えてきた桜
その貫禄が、ごつごつとした幹は太い枝にびっしりとついた苔からも
感じ取れました
この後、県内各地を桜をめぐり
快晴と満開のダブルラッキーに巡り会え、素晴らしいお花見ができたのですが・・・
今思い出すのは、やはり、初日の三春滝桜の姿
そこにどっしりと立っているだけで、もう充分なのです
花期は、つぼみ、落下さかん、満開
天気は、雪、快晴、雨、、、
あらゆる姿の滝桜をあらゆる状況で見てきましたが
どの姿に一番も二番もありません
そこに滝桜があるだけでありがとうと、手を合わせたくなるのです
満開時は、三春町は大渋滞、滝桜の周囲は
あふれんばかりの人、人、人。。。でしたが、
今、葉桜となった三春の滝桜には、
すでに訪れる人もなく、ひっそりとしているそうです
あっという間の騒々しい１週間、お疲れ様
周囲の一喜一憂にはあなたも疲れたでしょう？
一年ほどゆっくり枝を休められますか
気まぐれな私たちに付き合うのは大変でしょうけど、
また来年、気が向いたらあなたの自慢の花を咲かせてくださいね
三春滝桜の周囲には、今、再び静かな時間が流れています
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