銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

神大生やめますか。それとも

2015年04月08日 | のほほん同志Aの日常

信州大学学長の入学式でのあいさつが話題になっているそうです。

ということで、私も昨夜、ネットで記事を読みました。

信大生は時間的・心理的にゆとりある環境で過ごせることで、
自分で考え行動できるから「独創的」と評価されてきた、
という部分に、へ~なるほど、と思っていたら、
どうも世間では、次の発言ばかりが取りざたされているようです。

「信大生やめますか。それともスマホやめますか」

 という学長のことばに
「いまさらスマホなしの生活なんて考えられない!」という学生の主張が載っており
(そんなの車内や街の風景みてたら分かります)
なんだかこう、せっかくの学長の挑発的提言に対し、
不毛なアレルギー反応ばかりが目立つのでした。

そもそも「独創的」なんて、もうはやらないのかな。

学長さんもふれておられますが、信州大学の卒業生に、
作家の北杜夫さんがおられます。

その北杜夫さんオリジナルの葉書を拝見したことがあります。

あらかじめ印字されている語句に○をつければ用が足りるようになっており、
横には小さくスバリ、「いろいろに使える万能ハガキ」の文字。
その選択肢のラインナップはというと、

 賀春 暑中 季節の変わり目 寒中お見舞 
 祝(悼) 御誕生 合格 落第 
 御成婚 御離婚
 一層のご健勝をお祈り致します   …というもの。

ちなみに私が拝見したものは、ごくふつうに、
「暑中」「お見舞」「一層のご健勝をお祈り致します」に○がされており、
そのうえで、阪神タイガースの不調についてのグチが長々と(失礼!)
直筆で語られていました。

もう、1000人、束になってかかってもかなわないぐらい「独創的」です。

独創的な人がいっぱいいる世の中のほうが面白い。
どうせなら、独創的でおもしろい人とお酒を飲みたい。

お酒を飲んでるときにスマホを見られたら、本当はぶちぎれてみたい。
(実際は気弱に、かなりムッとするだけです。)

だから私も学長にならって、地元向けに言ってみます。

「神大生やめますか。それともスマホやめますか」

※神戸では「しんだい」といえば、神戸大学のこと。「神大」も「信大」も方言ですね。

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