ツアーオブジャパンも、3ステージを終えております。我がチームも、毎日好成績を望み、色々な策を試しながら走っています。既に疲労はかなりのもの。明日も信州のハードなコースが待ち構えています。
ところで、このレースでも既に多くの選手がクラッシュに巻き込まれて傷を負っております。レースに出場している選手は、自転車の扱いにも慣れた選手ばかり。
しかし、それでも接触や、コーナーでのスリップ事故が絶えないのは、それだけのリスクがあることを解っていても、前へと進まなければ勝ちを収められない場面があるからなのですよね。
http://www.cyclingtime.com/modules/myalbum/photo.php?lid=84995
こんな写真がありました。初日の堺ステージ、ゴール前500mの事故の写真です。クラッシュしている選手の塊の直ぐ後ろで、私はギリギリ止まって、地面に落ちることを避けることが出来ました。
とっさにハンドルを前に投げ出すようにして、加重を後輪に掛けることで、タイヤと地面の摩擦力を高め、強いストップ力を得るための姿勢をとっています。
普段からとっさに危険を避けるイメージを持ち、それを想定して練習をしておく事も、事故を避けるためにはとても大切です。是非実践してみてください。
もちろん、事故は突然起こるもので、心掛けだけでは避けきることは出来ません。ヘルメットの着用を強くオススメします。
クラッシュは、レースの中でいつでも起きる可能性があるものですが、なるべくなら避けたいものです。怪我でレースを続行出来ずに、可能性が無くなってしまうのも悲しいですからね。
明日からも気を付けつつ頑張ります。