ゴールデンウィークに入りましたね。
シーズン真っ盛りのロードレース選手は、GWだからといって気を抜けません。
私たちチームも週末、群馬で開催されるレースに向け、大型連休初日の混乱を避け昨日のうちに移動を開始しました。
昨晩は長野県上田市の菅平高原へ宿泊。
標高が1200m程あり、少しでも低酸素低圧の環境に身体を置くことで、5月後半のTOJ等への好影響を僅かにでも期待しています。
もう一つに、明らかな成果を期待することが、高地に身を置くことで生まれるリラックス効果です。
大気が低圧な環境が緊張緩和を司る神経を優位に働かせ、静かで綺麗な空間は聴覚や視覚からも気持ちを落ち着かせてくれます。
選手にとって、もっともパフォーマンスをあげてゆく必要があると同時に疲れが出やすいこの時期。
活動の中に少しでも緊張を和らげる工夫を取り入れることも必要と考えています。
もちろん、そんな事が可能な環境にいられるのは贅沢な事。
感謝しながら活動しなくてはいけませんね。
で、選手は狙い通り朝から薪ストーブなどの前でリラックスしているようですが、私はと言うとどうでしょう。
寒くなり雪が降る可能性がある。
と聞いた私は何故か気持ちが落ち着きません。
雪の影響で車が動かせず遠征の予定に影響が出る。
と考えたから。
ではなく。
あれです。
犬と一緒。
夜明けと同時に。
外を確認し。
雪が薄っすら積もっているのを見て。
世間がGWに突入することに対抗するように。
私も突入しました。
雪山に🏔。
いやー、そりゃ雪が降ると聞いてソワソワしてしまうのは、温暖で雪がめったに積もらない伊豆という土地に生まれ育った私としては至極普通のこと?なのです。
リラックス効果を狙った高地滞在は私には逆効果なのでしょうか。
しかも写真に収めようと自撮りしている数分で冷たい風に叩かれ身体はキンキン冷え冷えです。
とにかくこの時期に雪や薪ストーブを経験できるなんて思ってもいませんでした。
大型連休も無く落ち着き無く動く事も継続してしまいましたが、幸せな気持ちになった事は間違いありません。
心のリラックスはしっかりできた、という事でしょうか。